「風の時代」という言葉を
聞いたことがある人もいると思う。
私も詳しいわけではないのだけれど
長らく「土の時代」だったものが
昨今は「風の時代」に入り
社会、人の感覚が変わり
価値観が変化していくと言われている。
戦後の昭和の高度成長などは
まさに「土の時代」のようなものを感じる。
とにかく働いて、働いた分得られるものがあり
所有することに重きを置かれる競争社会だ。
最近は何だか地に足のつかないような感覚だったり
がむしゃらさはないのに欲や当たり障りのない
ふんわりしたものを感じたりする。
身の丈に合わないものを得ようとするのも
目に留まるような競争はよくないと
うわべではされる平等社会になってきた。
「風の時代」になったからといって
すぐに変化するわけでもない。
けれども、なぜか集団になってある方向へ動こうとしたり
考えを同じ方向へと促すことも多く見るようになっている。
ちょっと、これは気味が悪くも捉えられる。
人の意識というのは大きなうねりを作るのに
集団という機会を作り無意識なものを
ある方向へ促すことは冗談の域ではないと私は思ってしまう。
けれども、昨今のネット社会では
そいった個人の考えや思いを
大きな集団にしてしまうことも可能なのだ。
集団になることは私個人的な感覚では
新しい時代的でないと思ってしまうのだけれど。。。
どんな風に世の中が変化していくのか分からないけれど
偏らず、私は中立な立場で傍観しているだろう。
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