性格、性質の長所と短所は同じコインの裏表のようなものなので
とても微妙なバランスで長所と短所が顔を出す。
自分自身がどちらを長所ととり
そちらを強めて出していたいかによって普段見えるものが変わる。
最近は以前では短所のように思われていた部分を
長所のように扱うことを勧める考えも見られるので
自分自身も「だからこれでいい」「これを長所にしよう」と
無意識にでも強めている傾向もあるように感じる。
それで自分自身、または周りが心地よいのならいい。
自分は心地よくても周りが心地よくないと人は離れていき
結果孤立してしまうことになる。
それでも、快適ならそれがいい。
私は常にバランスというものが大切だと思う。
何か言い訳を見つけて
「だからこれでいいんだ」と自分に言う事もできるし
それを言い訳にして「甘えていちゃいけない」
と自分なりの努力をしていく事もできる。
自分をなくして限界を越えてまでの努力はできない。
でも、「これが自分だ」と
我を通すことだけが幸せになれる事なのだろうか?
やり方、思い方や考え方を少し変える試みの先に
心地よいくいられるものが得られるかも知れない。
完璧である人は稀だ。
何の苦労も努力もなしに幸せでいつづける人も稀だ。
幸せそうに見える人は本人が自覚しているかどうかは別にして
見えない部分で辛い経験や努力をしているのだ。
泣き言を言い続けず、向上するために取り組んでいるだけだ。
人生を言い訳をして甘ったれて過ごすことも自由だ。
これは、幸せじゃない、上手くいかないことを
誰かや何かのせいにしている人だ。
人生をより幸せになるよう自分を見直すことをしていく事も自由。
これは人を巻き込まず、自分自身の中で常に実践し続ける人だ。
誰もがどちらの面も同時に持っているは同じ。
それをどうコントロールしていくかは自分自身だと言うことなのだ。
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