五感
2014-08-06 | 日記
感情や思考を言葉にして、さらに文字にすると
そこには読んだ人のバックボーンや思考体系などが
織り交ざってそれぞれの解釈となっていくのでしょう。
人間という物質を通して、
適確だと思う言葉を選んで表現しなければならない。
思考が整理されていると言葉を選ぶのはまだ楽ですが
感情を言葉で表現するのは難しいと感じる方も多いと思います。
それと同じで文字というものには感情や調子が
受け取りずらい部分があるので
それぞれ読む人の想像力が補う道具になる訳です。
その想像を上手く使わせてくれる文を書くことができたら
文才があるのでしょう。
また、おしゃべりがとても上手な人もいます。
芸術を通して内に秘めた感情を表現できるかもしれません。
どちらにしてもこの制限のある中で何かを
外に向けて他の人に理解してほしい、共感してほしいと
感じるのだと思うのです。
人間のもつ五感というのは上手くできたものです。
この五感を使ってこそ、
人間の成長や変化が行われるようになっていると思うのです。
この肉体を持っているからこそ
五感を使い感じることができるのですから・・・
良くも悪くも大事なものです。
そして五感以上の感覚も使われていることにも
気づくようになると思います。
この五感を使わず思考ばかりが優先してしまうのは
悲しいことですが、それもその人の選択です。
五感と言うものより、肉体的な機能である目や思考を通して
何が自分に徳かを選択している人も実際多いのが
この世の中でもあります。
自分が幸せだと思うなら、きっとそれが正解なのですから・・・
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