自分はよく知っている
自分はこれが上手い
自分は力がある
そんな風に、何につけ人は自分を特別だと感じている。
自信がないようなことを言いつつ、
内心では自信満々で人を下に見ている人は多く
ますます傲慢な人が増えているように感じる。
たとえ、多くを知っていても
たとえ、ある程度成功しようが単にそれだけ。
もしも一国を動かす力や世界を動かす力があるのなら
その運命は大きな責任を背負っているという話だ。
一般の私たちはもっと小さな存在で
自分のできることをできる中で
調和を持って精一杯やっていく、それが人生であり
またこの全体と調和するということが逆に重要なのだ。
けれども、それさえもできていないのが現実ではないだろうか?
傲慢さが区別し、分裂を生んでいっているのが現実だ。
自分さえ良ければいいといった感覚の人はとても多く
この「自分は特別」といった錯覚から
傲慢さや不調和を生み出していくのだと思う。
全くのお山の大将だ。
それも、とても小さな枠の中でもこの状態だ。
なんとも動物園の檻の中を見ているような感覚にもなる。
全てのものに絶妙な調和があり
それが崩れた時に、その流れは止められない。
なるようにしかならないのだ。
ちっぽけな範囲で特別であろうとするより
もっと自分ができる範囲での調和を考えれば
違う動きや流れも出るかもしれない。
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