先月で今年のレースは終了と思ってたら、河内長野市の『プラザ阪下』で『Kona MTB DAY』が開催されるということで、懐かし会場で走りたくなり参加してきました。
この会場は、MTBを始めた頃にレースでよく来ていて、骨折もした思い出深い会場であります。最後に走ったのは2000年12月のようなので、17年ぶりのレースです。
会場に着くと、コースの方は地形が変わったいますが、建物などは当時のまま。トレジャーハンティングに行って娘がトレジャー物を置いてきたテントも変わりなくありました。
友人曰く、トイレの貼り紙まで当時のままだったそうです。
コナ主催ということで、多数の展示車、試乗車がありました。
レースは、4時間エンデューロのソロに出場。通常は試走はしないのですが、ここのコースの危険具合を知っているので珍しくみんなで試走。
オートバイのレースも開催されるので幅広のコースになりますが、雨で路面に水たまりがある状態でそれらを避けたコース取りとなります。
人工的に作られた2m程度のアップダウンが連続する部分が多いのもこのコースの特徴で、地形を利用したコースではありえない上下の動きがあります。
最も危険なのは下り直線区間に連続して3個コブがあるところですね。何も考えずに走ると飛んでしまい前輪から着地・転倒間違いなしです。
試走終了後は、すぐに招集が始まり、11時にスタート。30チームが出走します。ソロは7名。
ソロは、最初2位にTKPさん。そして私、LJさんの順で進みます。
計測地点で見ることができる前走者とのラップ差はどんどん開くばかり。やはりTKPさんは速いです。私が遅いのか?
そのうち、TKPさんトップに。私とLJさんは変わらず。
1時間たった時点で、二人チームで走っている彦摩呂さんにボトル交換を手伝ってもらい、ピットアウト。やめたいくらいしんどいです。
1時間40分でTKPさんにラップされます。抜き際に時計で時間を確認するTKPさん。悔しいです。この調子だともう1回はラップされるのは確実。
2時間経過。脚が攣りそうなので、ピットインして2RUN一粒補給しましたが、なかなか出て来てくれなくて15秒ロス。
3時間経過。2RUN補給するもまたまた出て来てくれず15秒ロス。
この頃から、2位との差が8分くらいになりラップされそうで頑張ります。タイム差を見たり、対面するところで確認したり。
が、その頑張りもできなくなって後ろに2位が見えるようになった時に、なんだかもう一人紫な人がいるじゃないですか。2位のペースに引っ張られてLJさんが来ました。
ここでTKPさんに2ラップめされます。脚と上体の筋肉は辛いですが、心肺は余裕なので会話しますが、「2位をラップする際に脚使って攣りそう」なんて余裕なコメント。こっちは3位を死守したく必死です。
が、そんな頑張りはやはり続かず2位にラップされ、LJさんにも抜かされ4位へ。
残りは3周。LJさんとのタイム差は40秒でしたが、次の周で20秒に縮まりました。計測ポイント後の直線の上りで明らかにスピードが落ちてるLJさんが見えます。
これは行けるかも!と、無い脚を効率よく(下りで漕いで次の上りへ繋ぐなど)使います。するとどんどん近づいて来ました。しかし見えるからLJさんも頑張るので途中からは距離が詰まらなくなります。この距離だとワンミスで入れ替わるのことも十分あるので、無い脚を更に絞って行きます。が、ドラマのような展開が起こることもなく7秒差の4位でゴール。
何十年もMTBレースやってますが、エンデューロでこんな接戦は初めて。LJさんの「楽しい!」に同調したいですが、「めっちゃ悔しい!」まあ充実したレースだったのは確かですね。
TKPさんは、ラストにもう1周走れたようで、前回に続きまたまた3ラップ差となりました。
レース後は表彰式。ガラスの盾がカッチョ良かったです。
ピットでサポートしてくれた二人チームも表彰台。
その後は急いで帰って、自転車関係の忘年会に参加。
疲れて寝るか悪酔いするかと思ったら、お酒がいつものように美味しく感じず、よい塩梅の酔いで楽しい忘年会でした。
本当に、久しぶりに走ったプラザ阪下のコースですが、どこにもないタイプのコースでやはり楽しめました。コース幅が広く、難しい上下の動きがあるので、難しいですが走りがいのあるコース。
このイベントを機会にまたここでのレースが開催されると嬉しいです。