スタッフ日記

トムスクラフトのスタッフが、いろんな事を書いていきます。

久しぶりの追い込み

2012-06-29 | その他

 今日は、天気も良く仕事も夕方からだったのでお昼前から少し練習に出かけました。

 7月8日の4時間エンデューロに向けて心拍を上げておきたいのが1番の目標。そしてローラー台では鍛えられない筋肉もあるので実走練習は大切です。

 コースは、自宅-八瀬-江文峠-市原-自宅の22km。

 走り出して暑いなと思っていたら30度でした。これからは早朝に走るのが気持ち良いですね。

 さて、心拍を上げるために追い込んで走ります。こんなに追い込んだのって、3月のレース以来ですが、意外と追い込めます。峠まではとりあえず追い込んだんですがそのおかげで、それ以後は脚はあるんですが、全く踏めない状態。しかし、心拍を上げることと、ローラー台では使わない太ももの裏側の筋肉が使えたので良い練習でした。

 走っていて気が付いたんですが、35km/h程で流していると29インチのためか巡航しやすいですね。しかしブルベでは出したとしても30km/hなんでこの領域には到達できません。

走行距離:22km
走行時間:49分
平均時速:28km/h

平均心拍数:174
最大心拍数:195

自転車にやさしいお店

2012-06-28 | その他
 昨日は仕事が無かったので、カット(散髪)に行きました。

 天気も良かったし、買い物もしたかったので自転車で出かけたんですが、いつも止める場所(路駐ですが)は駐車車両があったり、工事中だったりで無理でした。

 お店の人に相談すると、「店内に置いて良いよ」とのこと。その優しい言葉に甘えさせていただき店内に持ち込み安心してカットしてもらうことができました。

 まあ、このお店は20年以上通ってることもあり、店主やスタッフも少しは自転車に興味があったので置いていただけたとは思うのですが、ずっと自転車の話題で盛り上がりました。

 昨今の自転車ブームもあり、おしゃれなお店の軒先にバイクラックがあったりと自転車乗りを対象としたお店もちらほら増えてきてますね。

 私が記憶する限りでは、京都市左京区松ヶ崎にある『マゴーズ サンドウィッチ』が最も早かったようで、10年以上前からバイクラックがありました。(きっと他にもあったでしょうが私目線です)

 街乗り用自転車を持っていない私には、きちんと駐輪できるお店というのは本当に助かります。

 今後、スタンドの無い自転車も駐輪できるスペースのあるお店がどんどん増えてくれるとうれしいですね。行政が管理している駐輪場にもスタンド無用のスペースを作って欲しいものです。

実現して欲しい夢

2012-06-18 | その他
 今朝ですが、こんな夢を見ました。

 当店でMTBを購入していただき、精力的に活動しているお客様が京都府だか京都市(なんせ夢なんで曖昧です)に「自転車普及係」みたいな感じで採用されました。

 行政の思惑は、昨今よくある通勤や健康増進に自転車を利用しましょうということなんですが、採用された彼はMTBがメイン。そこで私がアドバイザーとしてMTBを行政に認知させ、最終的には山を自転車で走ることを行政として大々的に認めてもらい、府民(市民)に認知していただき、ルールを守ることでどこでも自由に走ることが出来るという、あくまでも夢の話でした。

 なんでこんな夢を見たか・・・それは皆さんの想像に任せますが、何かしらきっかけや運動を機に今回の夢のようになれば最高ですね。

 最後に、目覚めは決してよくありませんでした。それは、夢の中でも事はうまく運ばず、MTBを認知してもらうのに苦労しているところで朝を迎えました。

2012年6月ビギナーズMTBツーリング

2012-06-11 | ビギナーズMTBツーリング
 本格的な梅雨になる前にと日を決めたのに、前日まで雨。当日の降雨は免れそうだが、路面は大丈夫だろうか?梅雨の季節のイベント開催はいろいろと気を使います。

 しかし、当日は予想通り天気は快復傾向。昨日の雨も大したことなく路面もまずまずという感じの中、9名の方が参加いただきました。

 
 コースは、先日の山火事跡見学コース。

 
 伐採した後に火事になったようですね。

 
 ここから峠になります。しかしこのコースでロードバイクの方にかなり出会いましたね。ロードブームを実感しました。

 
 100m上って峠のピークに到着です。久しぶりにここへ来たのですが、周りの木々が成長してしまいよい景色は見えなくなっていました。それにしても今日の皆さんは元気ですね。疲れた顔は誰一人見られません。

 さあ、ここからは舗装路を離れてジープロードでさらに上ります。ピークまでは150m上りその後少し下ったところがシングルトラックの入り口です。

 
 シングルトラックへ入る前にまずは腹ごしらえ。

 
 まずは根っこの尾根

 
 コケと岩盤の下り。なんだか私はスイッチが入らずカメラマン。

 
 ここからは予定を変更して、楽しいコースへ行くことにしました。

 
 いつも見ている景色ですが、向きが違うと新鮮ですね。

 
 最後の下り。

 
 橋の渡り方はいろんな方法があるもんです。

 
 最後に集合写真。

 時間は早かったのですが、前日の雨もあり、これ以上路面を痛めるのも良くないのでオプションは無にして終了としました。

 雨に降られることなく、ブヨなども虫もいない楽しいツーリングが開催できました。参加していただいたみなさんありがとうございました。そして新しいコースを提案していただいた二代目さん。ありがとうございました。

 来月は、朽木でのエンデューロレースがこのイベントとなります。募集はまだ受け付けていますので、是非参加お願いします。

BRM526乗鞍600km まとめ

2012-06-08 | ブルベ
 終了翌日はたいした疲れも無かったのに、週末には熟睡することもできないほど疲れてしまいました。
原因は、忙しくてリカバリーとして体を動かすことが出来なかったため。時間をとってローラー台に乗ることでかなり楽になりました。

 しかし、感覚としてはまだまだ上体を動かさないといけないようですね。医学的には間違っているでしょうが、「リンパの流れが悪い」状態です。

 さて、今回のブルベをまとめてみましたが、これは私の備忘録として上げておきます。

申込者:62名
出走者:43名
完走者:36名
ゴール順位:14番

スタート:5月26日 6:02
ゴール :5月27日 16:34



走行距離:603km
走行時間:34時間32分
ブルベタイム:34時間34分
停止時間:6時間8分
平均速度:17.4km/h

区間平均速度(休憩含む)
STA-PC1 71.2km 24.6km/h
PC1-PC2 88.7km 19.3km/h
PC2-PC3 66.1km 14.6km/h
PC3-PC4 83.5km 18.3km/h
PC4-PC5 102.4km 14.2km/h
PC5-PC6 66.7km 16.9km/h
PC6-PC7 62.9km 17.6km/h
PC7-GOL 61.1km 19.2km/h

摂取カロリー:8,500kcal
摂取水分:10リットル


ウェア
・半袖ジャージにアームカバー、レーサーパンツ
・夜はウィンドウブレーカー
・夜の気温が9度だったが何とか大丈夫だった。
・使用したレーサーパンツは、サドルと接する箇所の皮膚が擦れてラスト150kmが非常に痛かった。しかし、股の痛みは全く無かった。思い出せばこのパンツは以前も同じ症状だったような。このパンツは長時間走には使えませんね。

装備
・スマホにしたことと、GPS機のバッテリー駆動時間が短くなったことでバッテリー管理に気を使った。
・モバイルバッテリーが2個。予備に1個と乾電池使用の物が必要。
・やはり29インチは疲れる。

補給
・各PCでの停止時間が長くなってしまった。もう少し短くし走りながら補給するようにすることでタイム短縮できると思う。
・後半に固形物が食べられなくなるためにゼリーを持参したが、補給を補うためにももっと早く摂った方が効果的だった。
・胃がもたれるとかはなかったが、夜中くらいから口の中が荒れだし、固形物を食べるのに苦労した。胃薬とかで対処できるものだろうか?

 昨年完走しているので、完走についての不安は無かったがタイム短縮について自分にプレッシャーを掛けていたようだ。1時間程の短縮は出来たが、休憩時間を短くすることであと30分は短縮できると思う。
 累積標高は、7,900mとかなりのコースで、感想も上らされ感があった。そして上りの大半が何故か直線で先が見える上りほど辛いものは無いですね。

 昨年までは、高出力で走り続けて辛くなり、PC以外に何度も休憩していたが、今年はPC以外での休憩はほとんどしなかったので、この点については進歩したかな?

 200km~600kmまで29インチのMTBを使用してみたが、想像通り26インチに対してのメリットは感じなかった。ホイール重量増しによると思われるが、20km/h程度で上れる緩い坂では諸に重量差を感じた。来年は26インチに戻す方向で準備しよう。

 今回は凄く天気が良く昼間の気温も上昇した。タイヤの空気圧をスタート時に3.0気圧に調整したが、昼間はどうも高くなっているようで突き上げを強く感じたのでゴール後に計測してみると3.4気圧に上がっていた。長距離・長時間・好天気となるとスタート時に2.8気圧程度が良いだろう。

 600kmについては、不安は無くなったので次は1000kmに挑戦したい気持ちが沸いて来た。1000kmだと60時間程度だろうか。ちょっと真剣に考えてみるか?

BRM526乗鞍600km(3)

2012-06-01 | ブルベ
 今日は仕事に行き、一旦帰って1時間昼寝のつもりがアラームに反応できず2時間も寝てしまい、仕事に遅刻したSugoiです。週末になるにつれ疲れがたまっているようですね。

 さあ、今回はPC6からゴールまでの予定です。

PC6~PC7 541.5km地点 愛知県新城市 13時19分着 休憩29分
 
 写真はブルベとは全く関係ありませんが、静岡県でよく見る木製のバリケード(?)。エコを感じさせます。

 PC6から残りは約120kmです。しかし、次のPC7までに最後の試練が用意されていました。
 この辺まで来ると、ペースが同じライダーたちと各PCで出会うのでいろいろと話をするのですが、私は最後の試練のことをすっかり忘れていて教えてもらって助かりました。キューシートには書き込んでいたんですが・・・
 走り出してしばらくすると渋滞です。こんなとこで渋滞ってあるのか?と走りながら追いついてロードに乗ってるお姉さんに聞くと「この時間帯はこんなもんです」とのこと。しかたないので歩道もありますが、自転車は車道なので路側帯を進みます。もしかしたら路側帯を走ることはダメなんかもしれませんがそんな判断は出来ません。
 しばらく走ると渋滞も無くなり快調に走れると思ったら例の試練の峠です。斜度は一番きついかも?最後にこの峠は辛いですね。気温も高いので体もどんどん熱くなっていきます。このままでは昨日のように熱中症になりそうなんで、途中2回ほど道脇の谷水を頭や腕に掛けて難をしのぎました。後で聞くと他のライダーも同じようにしたようですね。
 下りは気持ちよく走ってPC7に到着。しかし天気も良く熱いです。

PC7~GOAL 602.6km地点 静岡県袋井市 16時34分着
 PC7を出たのは、平均速度17kmで設定した時刻でした。まあ、仮眠が多かったからこんなもんでしょ。
 ここからは、さしたる上りもないフラット区間。夜中からPCで出会っていたライダーと一緒に走ります。走りながらキューシートに記入していた設定タイムを見ていると、徐々に貯金が貯まっていき、遂にこのペースで走ると35時間が切れそうということに気が付きました。
 そうと分かれば残り距離はあと50kmほどありますがタイムのためにラストスパート開始です。ゴール近くになると信号も増えてくるのでどのくらい貯金があればよいかも不明なんで必死に走ります。(信号はイライラしながらもしっかり守ってますよ)
 人間、スイッチが入ればまだまだ頑張れるもんですね。あとでデータを見ると50kmを2時間ちょっとで走ってますから平均時速24kmになりますね。よく頑張ったもんです。

 

 タイムは34時間34分。昨年より1時間以上の短縮です。まあ、コースも違えば天候も昨年は雨だったので純粋な比較は出来ませんが、自分の中では上出来のブルベでした。

 ゴール後は、近くのお風呂でのんびりとし、食事をして高速に乗り浜名湖SAで寝ることにしました。
 20時半頃に到着して寝る準備をし、ビールを飲んでたらたまらなく眠くなり21時には熟睡でした。

 翌朝は、6時に目が覚めたので、体をほぐすためにSA内を散歩。
 
 

 朝食を食べ、京都を目指してのんびり走り、激しい運動の後はたんぱく質摂取ということで肉を食べて14時に京都に帰ってきました。
 

BRM526乗鞍600km(2)

2012-06-01 | ブルベ
 今回はPC3からですね。

  

 
 そういえばコース全体図がまだでした。 

PC3~PC4 309.5km地点 岐阜県高山市 22時30分着 休憩41分
 写真は、スマホのバッテリーが無くなって充電を開始したのでありません。
 王滝村の一山北側を西に進みます。だんだん薄暗くなり涼しくなってきました。まあ上りなんでそのまま走り、これから下りというところでトイレを発見。そういえばお股ケアをしていなかったのでここでケアしたのですが、今回は全く痛くなる気配がありません。調子が良いのか?ついでにウィンドブレイカーも着込んでスタート。
 正直この間はほとんど記憶がありません。あとから地図を見るとダム湖の横を走っているんですが、記憶があるような無いような。別に寝ていた訳じゃないですが、ずっと一人だったのもあり、心に残る出来事が無かったんでしょうね。

PC4~PC5 411.9km地点 岐阜県中津川市 5時49分着 休憩41分
 
 さて、ここからPC5までが時間帯的に一番辛い区間です。基本下りなんですが、どこかで仮眠を摂らないと走りきれません。
 当初の予定では、PC4に21時半頃に到着して銭湯で1時間仮眠を考えていたのですが、予定は変更です。
 標高が高いと気温が低いけど、標高を下げられる頃には明け方で気温が下がります。さっきまで曇っていた空も今は晴れていて、放射冷却も予想されます。
 そこで、早めに仮眠を取ることにして場所を物色しながら走ります。
 この辺は冬の寒さのこともあるのか、屋根付き扉付きのバス停があるのでそこで仮眠することを考えたんですが、最初のバス停は扉はあるがガラス無し。次はガラスがあるが扉が閉まらず。次は先客あり。4つ目でやっと仮眠場所を確保することができ、0時12分から1時50分まで仮眠することが出来ました。
 下呂温泉で露天風呂に入られた人も結構いたようですね。

PC5~PC6 478.6km地点 愛知県豊田市 9時42分着 休憩32分
 
 (こうやって見るとタイヤのボリュームがやたらとでかいですね)
 太陽も高くなり、眠気もどこかへ行くだろうと思っていたんですが甘くは無かった。走り出して30分ほどすると眠くなり、1時間ほどするともうだめ!となって、道端で寝てしまいました。一応マナーとして「倒れた」と思われないように自転車と体は離し、ヘルメットも取って仮眠。自分では1時間ほど寝たと思ってたんですが、20分ほどでした。しかし、この仮眠でその後はスッキリと走ることが出来ました。
 しかし、このころからお尻が痛くなりだしました。お股じゃなくお尻です。坐骨がサドルに当たる辺りがヒリヒリします。そういえばこのレーパンでは以前もこれに近い状況になったことを思い出しました。このレーパンでの長距離はダメということですね。
 PC6のコンビニでガリガリ君を食べると、何故かガリガリ君が茶色くなります。かじってもかじってもその部分が茶色。口の中が切れて血が出てるようですね。これって頑張りすぎか?


 今日は、ここまで。明日に続きます。さあ明日は感動のゴールですよ。