今日から新潟県にあるコージ製靴さんで増税前最後のファミリーセールが行われています。
私は都合がつかず行くことができませんでしたがトンリョウのオーダーも受け付けていますので
お近くの方はぜひ行ってみてくださいね。
前回の記事でコードバンシューズの染色を紹介しましたが、今回は染色を詳しく紹介したいと思います。
それでは染色の作業に。
まずは元のコードバンシューズです。
生成のコードバンを使用した靴です。
(かなり贅沢な靴ですね。)
ちなみに、コージ製靴さんは国内では少ない『グッドイヤーウェルト製法』の靴を作れる工場です。
もちろん、このコードバンシューズもグッドイヤーウェルト製法で作られています。
今回はこの生成色をネービーブルーに染色です。
染色の前に染めてはいけない箇所にマスキングをします。
今回はアッパー全体をネービーブルーに染色するのでマスキングをする箇所はコバ周りだけです。
マスキングができたら、いよいよ染色です。
革用の染料を使い染めていきます。
塗り始めは目立たない靴の内側からスタートします。
染料の染まり具合を確認するためですね。
一度塗りが終わった状態です。
色ムラがありますね。
この作業を約5回繰り返して染色が終了です。
色ムラもなくなりキレイに染まっています。
染色は終わりましたが、このままだとツヤがないので保湿とツヤ出しを兼ねてクリームを塗ります。
『乳化性クリーム』を塗ります。乳化性クリームは透明の容器に入っていることが多いですね。
クリームは乳化性クリームの他に油脂性クリームがあり、油脂性クリームは缶に入っている事が多いですね。
靴全体に塗るのであれば乳化性クリームをお勧めします。
乳化性クリームが馴染んだら余分なクリームを拭き取り、ブラシがけをします。
ブラシがけをしてアッパーの切り替えし部分やステッチなど細かな部分に入っている余分なクリームも取り除きます。
そして、コードバンシューズなので、よりフォーマルな感じを出すために
爪先にツヤを出したいと思います。
爪先のツヤを出すには油脂性クリームを使います。
油脂性クリームはツヤを出すためにあるクリームなのでつま先や踵など動かない部分に使うと良いでしょう。
まずは油脂性クリームを塗る前です。
乳化性クリームを塗ってあるので程よいツヤが出てますね。
今回の靴はストレートチップがあるのでその部分にツヤを出します。
ストレートチップに油脂性クリームを塗ります。
油脂性クリームを塗るとこんな感じになります。
このクリームを水を含ませた布で伸ばし “クリームを塗り、布で伸ばし” を繰り返すとツヤが出てきます。
4~5回繰り返した状態がこちらです。
ん~、いいツヤがでました!(喜)
最初はこんな感じでした。
染色が終わるとこんな感じ。
クリームを塗り、完成するとこうなります。
どうです!? 良くなりましたよね!???
久しぶりにコードバンシューズの染色をしましたが楽しい作業です。
この様に靴はクリームを塗ったりすると見違えるようにキレイになります。
革を使っている靴はこの楽しみが味わえる事も楽しみの一つですね。
・お知らせ①
3月28日(金)~30日(日)までコージ製靴さんのファミリーセールに出品させてもらいます。
出品といってもオーダー製のブーツしか作っていないのでサンプルブーツと製作途中のブーツが見れるような
状態なんですが・・・・・(笑)
※もちろんオーダーの受付もおこないます。
・場所 : 新潟市西区鳥原新田370-1
㈱コージ製靴 新潟工場
コージ製靴さんのファミリーセールは紳士靴や婦人靴などがとてもお値打ち価格で買えますので
お時間のある方は是非お越しください。
・お知らせ②
3月29日(土)は私用の為お休みさせていただきます。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
私は都合がつかず行くことができませんでしたがトンリョウのオーダーも受け付けていますので
お近くの方はぜひ行ってみてくださいね。
前回の記事でコードバンシューズの染色を紹介しましたが、今回は染色を詳しく紹介したいと思います。
それでは染色の作業に。
まずは元のコードバンシューズです。
生成のコードバンを使用した靴です。
(かなり贅沢な靴ですね。)
ちなみに、コージ製靴さんは国内では少ない『グッドイヤーウェルト製法』の靴を作れる工場です。
もちろん、このコードバンシューズもグッドイヤーウェルト製法で作られています。
今回はこの生成色をネービーブルーに染色です。
染色の前に染めてはいけない箇所にマスキングをします。
今回はアッパー全体をネービーブルーに染色するのでマスキングをする箇所はコバ周りだけです。
マスキングができたら、いよいよ染色です。
革用の染料を使い染めていきます。
塗り始めは目立たない靴の内側からスタートします。
染料の染まり具合を確認するためですね。
一度塗りが終わった状態です。
色ムラがありますね。
この作業を約5回繰り返して染色が終了です。
色ムラもなくなりキレイに染まっています。
染色は終わりましたが、このままだとツヤがないので保湿とツヤ出しを兼ねてクリームを塗ります。
『乳化性クリーム』を塗ります。乳化性クリームは透明の容器に入っていることが多いですね。
クリームは乳化性クリームの他に油脂性クリームがあり、油脂性クリームは缶に入っている事が多いですね。
靴全体に塗るのであれば乳化性クリームをお勧めします。
乳化性クリームが馴染んだら余分なクリームを拭き取り、ブラシがけをします。
ブラシがけをしてアッパーの切り替えし部分やステッチなど細かな部分に入っている余分なクリームも取り除きます。
そして、コードバンシューズなので、よりフォーマルな感じを出すために
爪先にツヤを出したいと思います。
爪先のツヤを出すには油脂性クリームを使います。
油脂性クリームはツヤを出すためにあるクリームなのでつま先や踵など動かない部分に使うと良いでしょう。
まずは油脂性クリームを塗る前です。
乳化性クリームを塗ってあるので程よいツヤが出てますね。
今回の靴はストレートチップがあるのでその部分にツヤを出します。
ストレートチップに油脂性クリームを塗ります。
油脂性クリームを塗るとこんな感じになります。
このクリームを水を含ませた布で伸ばし “クリームを塗り、布で伸ばし” を繰り返すとツヤが出てきます。
4~5回繰り返した状態がこちらです。
ん~、いいツヤがでました!(喜)
最初はこんな感じでした。
染色が終わるとこんな感じ。
クリームを塗り、完成するとこうなります。
どうです!? 良くなりましたよね!???
久しぶりにコードバンシューズの染色をしましたが楽しい作業です。
この様に靴はクリームを塗ったりすると見違えるようにキレイになります。
革を使っている靴はこの楽しみが味わえる事も楽しみの一つですね。
・お知らせ①
3月28日(金)~30日(日)までコージ製靴さんのファミリーセールに出品させてもらいます。
出品といってもオーダー製のブーツしか作っていないのでサンプルブーツと製作途中のブーツが見れるような
状態なんですが・・・・・(笑)
※もちろんオーダーの受付もおこないます。
・場所 : 新潟市西区鳥原新田370-1
㈱コージ製靴 新潟工場
コージ製靴さんのファミリーセールは紳士靴や婦人靴などがとてもお値打ち価格で買えますので
お時間のある方は是非お越しください。
・お知らせ②
3月29日(土)は私用の為お休みさせていただきます。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。