トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

足に合わせて

2021-03-31 18:03:47 | Boots
まだ桜を見に行けてません。

暖かい場所ではすでに花びらが舞ってるので早く行かないと見ごろを過ぎますね。



みなさんは花見に行きましたか?










今日は木型について紹介しますね。




トンリョウでは初めてオーダーをいただくお客さまには木型を作らせていただいています。

これは足に合ったワークブーツを履いていただくためです。

靴やブーツはスーツのようにお直しで合わせられる許容範囲がとても狭いんです。

中敷きを敷いたり、足が当たる箇所の革を伸ばしたりする事はできるんですが足に密着する靴、ブーツだと限界があるからです。


洋服の場合、靴やブーツほど体に密着する箇所が多くないからそれほど不快な着心地にならないんですよね。
(女性の着てる洋服は体に密着していても伸びる素材ですしね)

でもスーツも体を採寸して型紙から製作してもらうオーダーだと着心地は格段に良くなると聞きました。
(ほとんどスーツを着ない私はスーツをオーダーした事が無いんですよね


靴、ブーツの場合はほとんどの部分が足に密着しますし、場所によっては絞める事も必要です。

その上、足は地面と接して歩行する部分です。


陸上競技の短距離走、長距離走でもスパイクやシューズでタイムに違いが出ますよね。



履き物ってけっこう重要なものなんですよ。





なので快適に履いていただくためトンリョウでは木型からお作りしてます。





木型はある程度お客さまの寸法に合わせたものを木型屋さんに依頼したあと私が調整してお客さまの足に合わせてます。





まずは採寸したデータと木型屋さんでできた木型を比べて調整ポイントを決めます。

今回は木型の寸法を縮める箇所と増やす箇所がありました。

縮める箇所はヤスリで削り、増やす箇所には革を貼ります。

寸法を増やす箇所は革を貼る形や大きさを決めて画像のようにラインを引いておきます。

このときに寸法だけを気にするのではなく完成したときに不格好にならないようにする事と左右で違って見えないようにする事が大切です。


いくら足に合っていても右と左で違う形じゃイヤですよね。




ラインを引いたら型紙をとります。

アッパーの型紙ほど細かいものではないので線は太いです。


型紙を裁ったら革を裁断します。

革はアッパー用の革だと柔らかく寸法が変わってしまうので芯材と同じヌメ革を使います。





革の裁断が終わったら漉きを入れておきます。

この画像と裁断した状態の画像で違うところがあるんですが気づきましたか?

一枚型紙を間違えて裁断してました。
幸い間違えた型紙は一回り大きいものだったので捨てずに済みましたけど。





木型は複雑な形をしてるのでなるべく貼った後で調整しないで済むように貼る前に漉きを入れておきます。





と、今回はココまで。



時間のかかる作業ですがブーツ作りはこの木型から始まります。

なので慎重に丁寧に作らないといけませんからね。













トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥23,100) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代     ¥108,000(税込¥118,800)~




 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
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電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L : order-boots.com
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時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。

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