トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

吊り込んだあとも処理します。

2019-09-13 17:29:34 | Boots
いっきに涼しくなりました。



徐々に涼しくなればツーリングの予定も組みやすいんですがこう急に涼しくなるとすぐにでもバイクに乗りたくなっちゃいます。







そんな気持ちを抑えながら作業を進めてます。











今回は吊り込みが終わった状態からすくい縫いをするまでのひと手間を紹介しますね。






“吊り込み” とはアッパーを木型に合わせて成型する作業のことなんですが吊り込んだあとはこのようになってます。

トンリョウで製作しているワークブーツはハンドソーンウェルト製法という作り方なのでアッパーを釘で仮止めしてます。



なのでこのように釘がいっぱい打ってあります。



あくまでも仮止めなのでこの釘を抜きながらすくい縫いをするようになります。



グッドイヤーウェルト製法の場合は接着剤やホットメルトで仮止めをする工場が多いでしょうね。





吊り込んだ部分はギャザーが寄る箇所もあり木型にピッタリとくっ付いていません。





ブーツが完成したときに見える部分はというと。

木型にピッタリとくっ付いてますね。


ただピッタリくっ付いていればOKという事でもなく、適正な方向と力で吊り込まないと木型を抜いたときに型崩れをしてしまいます。



なので型紙はとても重要な作業になるんです。








と、この吊り込んだ部分のアッパーなんですがこのままではすくい縫いができないんです。






その為ひと手間加えます。



それは余分なアッパーを切りまわすことです。




切りまわすのはこんな感じです。

写真が暗かったですね。


スマホだったら修正ができるんですがデジカメで撮った画像の修正方法を知りません・・・・・・




私は切りまわす際に包丁を使ってます。





余分なアッパーを切ったらポンポンで叩きなるべく平らにします。

叩く際にエッジを叩き、その後ウェルトが乗る部分も叩いて平らにしていきます。



そうする事によってウェルトが凸凹することなくすくい縫いができます。






ここも完成してしまえば見えなくなっちゃう部分なんですが、すくい縫いが終わった状態でウェルトが波打つことなく付いてるとその後の作業も楽になりますし、完成したときに見え方が違うものなんですよ。









私がこのブログでよく 『コツコツ作業してます』 というのはこういった事をたくさん行ってるからです。






履くお客さまの顔が見れるからこそ 『まぁいいか・・・』 ができない作業が続きます。























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥22,680) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥108,000(税込¥116,640)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。

作り手の顔

2019-09-06 15:16:52 | 自己紹介
先日、テレビドラマを観てたらおばあちゃんが揚げたかきもちを食べるシーンがありました。



私の祖母もお盆などに遊びに行ったときによく揚げたてのかきもちを食べさせてくれたものです。



田舎なので売ってるものよりも手作りのものが多くあり、今思うととても貴重な体験だったんだと祖母や親せきに感謝してます。








ちょっと話が逸れましたが、ドラマでおばあちゃんお手製のかきもちを食べるシーンを観て 『作った人が分かるものってなんだか特別な感じがするもんだよなぁ』 と感じました。





スーパーでちょっと高めのかきもちやせんべいはなかなか手が出ませんが(私だけでしょうか?)作った本人が売っていたり顔写真が貼ってある野菜などは少し安心して買えるというか『美味しいのかな?買ってみよ!』ってなることが多い気がします。






私はこうしてブログやインスタグラムを投稿してますが自分の顔を出すのがあまり好きじゃないんですよね。


写真を撮られるのも苦手です。



なのでブログなどでも極力顔が写らないようにしてるんですが今日は久しぶりに軽めの自己紹介をします。










まず性別は男です。





歳は1973年生まれの46歳です。



17歳のときに中型自動二輪、今の普通自動二輪免許を取得しそれからはず~っとバイクに乗ってます。





いろんな種類のバイクに乗りましたが一番最初に乗った400ccのバイク(カワサキGPZ400F)のフィーリングが好きで今のカワサキさんに乗ってます。

たしか30歳ぐらいのときに買ったのでもう16年ですかね。



いつ乗っても楽しいバイクです。


調子が悪いときもあり大晦日に2時間ぐらい押した事もありますね。

それもイイ思い出です。







そして仕事の仕入れなどで使おうと思い購入したのがカブくんです。

仕入れや加工出しで浅草に行くことがあるんですが車だと渋滞して時間がかかることがあります。

荷物の少ないときは比較的 時間の読めるバイクで行こうと思いこのカブくんを購入しました。



購入する前は 『小さいバイクってどうなんだろう?』 と思ってましたがカブくんはとても素晴らしいバイクでした。


たま~にプチツーリングに行くぐらい楽しいバイクです。









そして復活を待つシャリーちゃんです。

自賠責保険が切れてるので公道を走れない状態なんですよね。

50ccですがなかなかイイ音がするんですよ。




実は母にあげようと思って購入したんですが必要なさそうなので私のところにいます。




乗ると楽しいんですがカブくんの総合力に負けちゃって出番が無くなっちゃいました。


近いうちに復活させたいと思ってます。












と、ここまでが私の愛して止まないバイク達です。













そして私の写真も撮りました。





タイマーをセットして







ハイ!目を瞑ってます。

慣れないことをするとこうなるもんですよね。









もう一度。

最近体重が増えて中年太りには抵抗できないと実感してる今日この頃です。









こんな私が工房で1足のブーツをコツコツ作ってます。




お客さまがいらしたときは私が打ち合わせをさせていただき、ほとんどの作業を一人で行ってます。







ブーツに関して分からないことや相談事があってもできる限りお答えしてお客さまが納得のいくように心がけてます。



まだまだ未熟なところもありますが興味のある方は工房まで遊びに来てくださいね。



























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥22,680) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥108,000(税込¥116,640)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。