<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「コクリコ坂から」

2012年10月17日 |  映画
2011年ジブリアニメ

あまり最近のジブリは期待していなかったので
先入観なしに観たら、これがけっこう良かったです。
舞台は東京オリンピック真近の横浜。

この頃、私は小学生。
主人公、松崎海は高校2年生。
ということはちょうど姉と同じかな。
その頃の姉を思い出してみる。

戦後、驚異的な復興をとげ、東京オリンピック開催に向け
更なる振興があった時代。

そんな時代は日本人の誰もが、そして若者は未来に希望を抱いていた。
働くことがあたりまえで、
日本はもっともっと素晴らしくなる、
自分たちが素晴らしくするんだ、と上を向いて歩いてた時代。

純粋な想いが普通にあった時代なんだなーと映画を観て思いました。

今との違いを思ったわけです。
今の若者がこの映画を観たらどんな感想になるのだろう。
時代がよかったね、くらいで終わりかな。

戦争の名残はまだまだ色濃く残っており、
傷痍軍人さんもまだまだたくさんいた。
子供の頃、傷痍軍人さんを通りで見るたびに
いいようのない感情がありましたね。
何もわかっちゃいないけど、近づいてはいけないと思うくらい
軍人さんたちは怖かった。
戦争で傷ついた人たちの現実をこの時代の人はいやというほど見ています。

若者はそんな時代がよかったね、なんて簡単にいえるけど、
どうでしょうね。
まあ、そんなことを思いながら観た映画でしたよ~。

あ、映画のストーリーはこちらで。

「コクリコ坂から」オフィシャルHP
コメント
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