そういえば、見えない目をこらしつつ
この映画を観てたことを思い出しました。
感想を少し。
これは、66歳の裕子さんが、75歳のおばあちゃんを演じた作品。
染めてないナチュラルヘアで、違和感なくその年齢を・・。
と思い出すのが、ジュリーが今回78歳を演じたこと。
いやいや、世間の人がほんとにその年齢かと勘違いするでしょ、
と思うくらい二人自然でしたね。
「おらおらでひとりいぐも」は
本当に淡々と、だんなを亡くしひとり暮らしを続けている
おばあちゃんの日常を描いた作品。
流行りのモーニングルーティン、youtubeみたい。
朝ごはんのトーストと目玉焼き、毎日同じかあ、飽きないのかな、
と隣の家庭を覗き見てる感じ^^。
隣のおばあちゃん、一人暮らしだけど大丈夫かな、
でも、なんだか元気そう、って
隣に住んでたら思いそうな気がします。
それとは反対に自分に置き換えて見て、
独身なのは同じだけど、伴侶がいたってところは違うから
ちょっとは違うけれど、一人暮らしは同じ。
孤独と向き合うとあんな感じになるのかしら。
よくわかんないけど楽しそうだな、って思ってしまいました。
年取って楽しいなんて最高でしょ。
実際の裕子さんは夫婦ふたりで幸せだけど
いつ一人になるかもしれない覚悟はどんな人にもある。
死ぬときは一人なのはみんな同じだから、楽しい方がいいに決まってる。
こんなただ淡々と日常を描いただけの映画、
派手でもなく、なんの山谷もないけれど、これが人生。
裕子さんの名演技でキラキラな老後に見えてきた。
年取って一人になって嘆いてるそこのあなた、
そうあなたに観て欲しい。だまされたと思って観て欲しい。
生きる勇気ももらえるかも。
これはDVD発売されてるので
残念ながらもう映画館には観に行けないので、DVDでみましょう。
でもまた、やってくれないかな。テアトル銀幕で^^。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます