<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

Fukushima50

2020年03月17日 |  映画
久しぶりに映画レビューです。
見てなかったわけではなく、
見終わったあと、すぐに他のことを考えられる内容の映画は
レビューに値しないのでしてません。

何を見たのかのも、ちょっと・・(単なる健忘症^^;)

今日の映画は過去一。
もう最初から心臓がばくばくして
涙が止まらずあやうく号泣しかけました。

辛すぎて見れない人はたくさんいると思うけど
政治家と東電の人と「左派の悪口を書く人」はぜひ見てほしい。

どれほど理不尽な世の中なのか、
善と悪ではない、天の意思に身をゆだねるしかない
この「放射能」の問題は
今、原発を稼働しようとしている政府の決定は
身が震える。

人間の力で制圧できない放射能を
どうにかできると決定したのは
どこの誰だったのか。

現場で命をかけた人たちの物語だけど

「行け!命令だ。」と言う机に座った人たち、
原子炉で放射能の危険に身をさらしていた人たち、
おびえて避難する人たち、
消防や自衛隊の人たち、
そこにいたすべての人たちの叫びが
映画の音と映像によって心に打ち込まれてきた。

3.11は日本人が絶対に忘れてはいけない出来事で
それはその昔、原爆投下がもたらした悲劇と同じ。

あの時、TVのニュースを見ながら原子力発電所の爆発が
この世の終わりに映った。
あの衝撃を忘れてはいけないし、
今コロナでマスクを奪い合う人にも見てほしい。

主演の佐藤浩市さんの激やせが今話題になっているけど
この映画の中でもすごく痩せています。
たぶん、この役は今までで一番つらかったのでは、と想像しています。
これで太れる人はちょっといないと思う。
事実なのだから、だって実在の人物なんだから、
その人たちの苦しみを体現しているのだから
辛くて当然です。


ラストシーンはあまりに美しく涙がぼろぼろこぼれた。
もちろん、ジュリーのあの曲が頭の中では流れていたのよ。

行きかえりの車の中では「Help!Help!Help!Help!」と「頑張んべえよ」を
ずっと聴き続けていたのは言うまでもありません。
映画を見ながらずっとジュリーの生きざまを重ねていました。


被災地の復興のために
曲を作り続けるジュリーと心は共にありたいです。


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