<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「レボリューショナリー・ロード」燃え尽きるまで

2012年04月02日 |  映画
2008年 アメリカ・イギリス映画

1950年代のアメリカ、ある夫婦の物語。
原作はリチャード・イエーツ「家族の終わりに」

主演がレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
あのタイタニックのカップル!
監督はサム・メンデス。ケイトとは実際のご夫婦です。

いやー、素晴らしい映画でした。
この夫婦の二人の演技が見ものです。
原作のイメージを壊さず、近すぎず、遠すぎずの脚本だったようで
脚色が素晴らしいと思いました。

夫婦は絵に描いたような美しいカップル。
普通の出会いをして、普通に結婚し、二人の子供に恵まれ
そして郊外に家を買った。

何不自由のないと思われる生活に、不自由と閉塞感を抱える妻。
家族のために、自分の夢をどこかに捨ててるんじゃないかと思う夫。

ほんの少しの亀裂だったはずなのに、
それが徐々に大きくなり、
二人の間には深い溝が生まれつつあった。

それをなんとか食い止めようとする二人。
その葛藤と心の機微が描かれています。

最後は衝撃的な出来事で終わりますが、
この映画は観る価値、おおいにあり、だと思います。

私は未婚ですが、この男女間の考え方の違いがよくわかります。
どの夫婦も抱えてる問題だと思うし、恋人同士でもそうだと思う。
だから、悩める人たちに問題提議してる映画だとも言える。

ケイトはゴールデングローブ賞受賞。
レオも素晴らしくて、何度観てもいいかなと思える作品。

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