稲の脱穀体験 5年生

2019年11月08日 | 家庭・地域との連携

 

 5月に種まきをして,苗を育てることから始めた今年の米作り。やっと「脱穀」の日を迎えることがました。今回も,田んぼの先生「佐々木利行さん」とお手伝いの青年,長橋良太さんにご指導いただきながらの作業でした。

 まずは,持ってきていただいた道具にみんな釘づけ。本でしか見たことなかった「千歯こき」「足踏み脱穀機」「唐箕」を不思議そうに見ていました。

 初めに,千歯こきで脱穀に挑戦。簡単な仕組みですが,うまく「籾」が扱けることに感動しつつ,次は,足踏み脱穀機を体験しました。足で踏んで回しながら,手で稲を持って…の作業に慣れるまでが大変でした。「やっぱり,(千歯こきより)足踏み脱穀機の方がよく(籾が)とれるね。」と道具の進化を身をもって感じていた様子でした。

 種まき,田起こし,田植え,水管理,稲刈り,そして今日の脱穀と,約半年間の米作りの作業が終わりました。みんなの口に入るまでは,まだまだ作業がありますが,調べ学習を生かして,美味しく食べられるのを楽しみにしている様子です。(5年生 和田先生より)

 ◆千歯こきは,江戸時代のものだそうです。驚きました。