1校時の色別練習から、なにやら、「カチャカチャ」と音が聞こえます。
見ると、子どもたちの手には鳴子が。
ご存じヨサコイの小道具ですが、はて、うちはヨサコイは・・・、と思っていると、
そうか、応援席からの応援に使うんだ! まさしく”鳴り物入り”です。
掛け声も6年生のプランで指示が出ます。
「♬いっけーイケイケイケイケ〇組!」
これも見ものですネ。もちろんリズミカルです。
昭和の野球少年なんかは、
「♬ピッチャービビってる!」と、野次しか覚えてませんよ。
さて、運動会のラストを飾るのは、全校競技「鳥沢スロン」
<運動会を10倍楽しむ法⑦>
これ、実に21回を数える本校の伝統競技となっています。
ではここで、あまり知られていない「鳥沢スロン」誕生秘話を。
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時は21年前の2001年(H13)、1学期。
世はミレニアムを過ぎ、また学校現場も完全週休2日制になる前のお話です。
その日行われた運動会実行委員会では、全校競技について話し合いがなされていました。
「1つの種目だけでなく、いくつかの種目をリレー形式でやったら盛り上がるんじゃないかな?」
「いいね、それ!」
「でも1つの競技に何人必要かも関わってくるね。それと種類!」
真剣な話し合いが続きます。と、
「いくつもの競技を続けてやるスポーツもあるよね。」
と、担当教師からアドバイスされた、時の”M越Aすけ児童会長”
「あっ!トライアスロンだ! じゃあ、”鳥沢スロン”てのはどう?」
「いいね。ナイス!」
意見はすぐにまとまり、種目の選別へ。
当時の児童数は263名(そんなにぃ?) そして、・・・、
「タイヤ引き」 「台風の目」 「ムカデ」の3種と決まったのです。
(2001年度卒業アルバムより)
そして、当時の児童会を担当していたのが、誰あろう、
K林教頭先生、その人なのでした。さすが!(名前入っちゃってます)
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時を戻そう! 今年の「鳥沢スロン」は?
トップは「ボール運び」=2人の息を合わせ、程よい力でボールを挟みます。落ちた時のリカバリーが勝敗を左右するかな?
2番目は「台風の目」=定番競技ですが、中心でキープする人と、外円を素早く動く人。テクニックが求められそう。
そして最後は・・、
「大玉通し」=もうここまできたら、総合力と勝利への思い。フラフープに乗せるまで戦いです。
得点は”さらに倍!” 鳴り物入りです!
<農園通信>
地域をめぐると、刈られた稲が並ぶ”ウシ”が目立つようになってきましたね。
鳥小農園も・・・近々です。