11月14日(木)避難訓練(火災想定)
10月31日未明に沖縄の首里城が燃えてしまいました。子どもたちの記憶に残る大きなニュースでした。
さて,鳥沢小では子どもたちを守るために「安全計画」が作成され,その計画に基いた対策や訓練を実施しています。今回は,保健室からの出火を想定した訓練を実施しました。子どもたちは,火元の東側階段が使えないため,西側階段からの避難となりました。子どもたちは,以下のような流れで避難しました。
①緊急避難放送をしっかり聞きます。②先生の指示にしたがい防災頭巾をかぶります。③静かに並びます。④廊下に充満している煙を吸わないように,姿勢を低くします。⑤持っているハンカチで口を覆います。⑥ハンカチの無い子は,自分の服で代用する工夫をします。⑥防火扉をくぐる時は,足元がつまづかないよう確かめます。⑦次の人が扉に挟まらないように手で押さえます。⑧階段でも静かに,押さずに歩きます。⑨玄関からは,上ばきのまま走ります。⑩火元からできるだけ離れた場所に座り,人数確認を待ちます。
先生方は,初期消火(消火器と消火栓放水)にかけつける。応援を呼ぶ。延焼し初期消火が無理な場合児童への避難指示と消防署への通報の流れとなります。担任の先生が避難させると同時に残された子がいないか,各階の検索を行います。校庭本部では,全員避難したか,延焼の状況等情報を集約し,けが人対応と不安な子どもたちを落ち着かせます。消防車の到着時に備えます。他,防火扉と防火シャッターの作動を確認しました。
今日の避難時間は3分7秒と素早い避難と「おかしも」の行動もしっかりできました。
子どもたちにとっても,先生たちにとってもよい訓練となりました。