VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

永遠のあこがれ「始末な暮らし」・・何処?

2011-08-05 11:30:39 | 日記
父が 最近またぜんそくのような咳をするので


 気になっていたが・・


猫’ズを部屋にいれないようにと そっちに気がいって


 全く気付かなかった・・・


部屋に カビが どっさり発生していた事に・・・


 普段 押入れも 戸を閉めていたので わからなかった という事もあるが


その日 あいた押入れの 下段を見て ビックリ


 厚くカビが 発生していた


あわてて ファブリーズ


 今朝 じっくり見てみたところ


押入れ下段に 父が 乾燥剤の液体を ひとパック分 こぼしていて


 もう 床板は 腐ったようになり  べっとりぬれて カビていた


品物を全部出して ドライヤーで 乾かすも


 途中で ドライヤー様が こときれておしまいになる・・・


そこで ベニヤをはがして タオルで 水分を取り


 腐ったベニヤの表面は はがして はさみで 切り取った


父が その状態を見て 「早く スノコをもどしてくれ。俺が寝る時困る」


 「今日一日 かわかすよ。風もいれるから 扇風機あててね」


でも  気に入らないというのが 伝わってくる


 「床板は 腐ったら 大工さんに頼んで 張り替えるからいいんだ


押入れの中身も  箱が 湿気とカビで ふにゃふにゃになった 引き出物等・・・


 私の勝手な采配で  リサイクルに出す事にした


頭が 年をとって固くなるって  こういう状態になるっていう事なんだ・・・


 父をみていると 心底そう思う


かたくなに 物を貯めておきたがる


 それは 父が 物の ない時代に生きたあかしでもある


だから あながち 違うとは言い切れないのだけれど


 それにしても  昔とちがい


虫干しなんていう言葉が  死語になりつつある我が家では


 せっかくの良品が   湿気でまったく使いものにならなくなっていってしまう


母は 物の管理が ほとんどできない人で


 およそ 「保管」法など考えてしまったりはしない


子供のころ  押入れに、なにもかもごっちゃにおおきな段ボールにほおりこんであるのを


 探しものでひっくりかえすと


きまって  大蜘蛛が飛び出てきたり ゴキちゃんが走りだしてくるという


 恐怖の経験をしてきた


(今でも似たようなものでありますが)


 片づけても片づけても  どうしてよいかわからないほどちらかり


茶箪笥には いつのまにか 蜘蛛が 巣をつくっていたし


 いつのご飯だかわからない残飯が あちこちにあるのも 苦痛だった


一人暮らしになった時 やっとその状態から 解放されたけど


 結婚して  ちょっと育てにくい子供を授かったとたん


全く 以前の我が家状態に・・・


 まぁ さすがに べとべとの台所とか 蜘蛛の巣くった茶箪笥はないけれど


片づけは ずっと今生の 私の悩みなのです


 父は いつもきちっとしている人なので


まさか 部屋が こんなことになっていようとは 思いもしなかったけど


 カビを退治したら 咳も収まって  一安心


でもね・・・考えちゃいました


 使いもしないで 良いものをとっておく  って・・・


やはり 物は 生かしてあげたいかな・・・


 すてきに暮らしている人・・・たまにTVで紹介されたりすると


ほんと  あこがれます


 そうそう、「たった 1分で 人生が変わる  片づけの習慣」


ツタヤで借りたDVD 明日が 期限だったっけ