VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

熊本で「首相」になった坂口恭平氏のこと

2011-08-17 11:42:58 | 日記
昨日の新聞に 興味深い記事がのっていた


 朝日新聞より


{生きるための「新政府」}


 -原発事故を契機にした迷走が収まらぬ中央政府に愛想を尽かし、


九州「西南」で「新政府」を立ち上げたアーティストがいる。


 避難民を受け入れ、福島県の子供たちにサマースクールを用意。


半年以内には格安の「団地」も実現させると、意気軒高だ。-


 ・・・建築家の 坂口恭平さん・・「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」


などで注目された。


 郷里の熊本に 自費で 「ゼロセンター」という施設を作り


5月に新政府樹立を宣言、首相となった。


 200坪の土地に 古民家 庭に「モバイルハウス」


モバイルハウスは ホームセンターで材料を買い 自分で作った


 2畳半ほどの小さな家。屋根にソーラーパネルをつけ、中には ベッドを設置


床部分に車輪をつける事で 「建築物」ではなくなる為、


 建築基準法の規制を受けずに設置できる


「市民農園を借りてモバイルハウスを置けば、借地代は月400円。バイトで


 1日1時間働け、年間3万円で生きていける世界を作ろう と アジってる」


「生き延びる方法を提示するのが アート。ぎりぎり冗談の、ぎりぎり本気。


 みんなが怒った瞬間に何を言おうか。芸術家はそこを問われる」


ー近く東京・銀座にある所有権未登録の土地を国土とし、


国連に加盟申請するという。


 坂口さんに 「文部科学省」に任命された中沢新一氏は


「突然坂口くんから電話がきて、『文科省に任命する』と言われた。


 謹んでお受けしました。私も60歳。国家や貨幣を 本気で変えないと


ならないと思っている。坂口君の考えは 決してナンセンスではない」


 熊本県知事も モバイルビレッジ構想に注目している。


                     ー記事要約ー


素晴らしいなぁ~~~


 国会議員が 烏合の衆にみえる今


こういう人がいるって


 「希望」


坂口氏の健闘を祈る