小学校での 今年度最後の読み聞かせが終わった
最後の日は 4年生
本選びに迷ったけど
災害も近づいているという気持ちから
ほんの50年ほど前に 日本では、どんな暮らしをしていたかを伝えたくて
「ふぶきのあとに」という北海道の美唄の冬を題材とした絵本をチョイス
馬に 「さんかく」という箱型のパレットのようなものをつけて
雪を掻き
朝暗いうちに家を出て学校へ
一時間ほどの雪道は 足が冷たくてこごえる
低学年の生徒にはきついみちのり
吹雪で早帰りになった日
先生が 生徒たちを家まで送る 一晩中ほえる猛吹雪
先生は無事に帰れたのだろうか?
冬休みのおやつは 倉庫にどっさり蓄えられた リンゴ
暮れには お供えを 井戸、台所、納屋、お便所を父とそなえてまわる
たんたんと 日常が 描かれている
ほんの 半世紀前
地方では 井戸水を使い 馬や牛も 大事な一家の働き手だった
たった 50年
なんて 便利な世の中になったのだろう?
娘が生まれるころ
たしか TVでは 和式トイレを使えない子供が増え
学校のトイレを洋式に変えなくては というニュースを流していた
娘が 幼稚園のころ
家庭教育セミナーで
「孤食」という 子供が家族だんらんではなく
一人で ご飯を食べる事が 問題になったり、
また、手を描かない、顔がりんかくだけ という絵を描く子供が増えた
という事も問題になって
公園デビュー などという言葉がでてきたし
ひと時代まえの 私のような年増ママが
若い世代のママに交じって やっていけるのか
本当に不安だった
しかも 子供には 発達に問題もあり
私は ちょっと 気後れしながら ママたちの輪の横にいたっけ
時代は 激流のように変化しつづけた この何十年か
文化は驚くほど進んだけれど
人は 取り残されていっているように思えてしかたない
泣く子供の横で 夢中で携帯する親とか
深夜のゲーセンでうろうろする幼児とか
どこかで なんか 歯車は狂った・・ように感じてしまう
一般家庭に
TVも 冷蔵庫も 洗濯機もなかった
勿論 エアコンも 電話でさえ普及途中
そんな時代のほうが 歴史的には 圧倒的に長かったのに
今は それらがない生活など 考えられない
私だって、車は手放せない
運転できなくなったら どうしよう?
今からたまに シュミレーションしとかないと
とは思うけど なかなか
「便利」ありがたい
でも 家庭から出すごみは 増え続け
「つけ」も大きい
だけど 今の若い世代の人たちのどれくらいが
こういう事について考えているだろうか?
地球上で こんな豊かに生活できている人数が どれくらいなのか?
考える事があっても良いのではないか と 思う
せまい日本で 豊かに暮らしているのは
「あたりまえ」の日常
でも、 最近 格差も広がり
目の前に 「貧困」や「餓死」という闇が
穴をあけてもいそうで
犯罪も 多様化しつつある
教師や 官庁の役人が お金がらみで事件を起こすような事もあり
世の中 なんか 変
それは 昔も今も 変わらないのかな・・・
最後の日は 4年生
本選びに迷ったけど
災害も近づいているという気持ちから
ほんの50年ほど前に 日本では、どんな暮らしをしていたかを伝えたくて
「ふぶきのあとに」という北海道の美唄の冬を題材とした絵本をチョイス
馬に 「さんかく」という箱型のパレットのようなものをつけて
雪を掻き
朝暗いうちに家を出て学校へ
一時間ほどの雪道は 足が冷たくてこごえる
低学年の生徒にはきついみちのり
吹雪で早帰りになった日
先生が 生徒たちを家まで送る 一晩中ほえる猛吹雪
先生は無事に帰れたのだろうか?
冬休みのおやつは 倉庫にどっさり蓄えられた リンゴ
暮れには お供えを 井戸、台所、納屋、お便所を父とそなえてまわる
たんたんと 日常が 描かれている
ほんの 半世紀前
地方では 井戸水を使い 馬や牛も 大事な一家の働き手だった
たった 50年
なんて 便利な世の中になったのだろう?
娘が生まれるころ
たしか TVでは 和式トイレを使えない子供が増え
学校のトイレを洋式に変えなくては というニュースを流していた
娘が 幼稚園のころ
家庭教育セミナーで
「孤食」という 子供が家族だんらんではなく
一人で ご飯を食べる事が 問題になったり、
また、手を描かない、顔がりんかくだけ という絵を描く子供が増えた
という事も問題になって
公園デビュー などという言葉がでてきたし
ひと時代まえの 私のような年増ママが
若い世代のママに交じって やっていけるのか
本当に不安だった
しかも 子供には 発達に問題もあり
私は ちょっと 気後れしながら ママたちの輪の横にいたっけ
時代は 激流のように変化しつづけた この何十年か
文化は驚くほど進んだけれど
人は 取り残されていっているように思えてしかたない
泣く子供の横で 夢中で携帯する親とか
深夜のゲーセンでうろうろする幼児とか
どこかで なんか 歯車は狂った・・ように感じてしまう
一般家庭に
TVも 冷蔵庫も 洗濯機もなかった
勿論 エアコンも 電話でさえ普及途中
そんな時代のほうが 歴史的には 圧倒的に長かったのに
今は それらがない生活など 考えられない
私だって、車は手放せない
運転できなくなったら どうしよう?
今からたまに シュミレーションしとかないと
とは思うけど なかなか
「便利」ありがたい
でも 家庭から出すごみは 増え続け
「つけ」も大きい
だけど 今の若い世代の人たちのどれくらいが
こういう事について考えているだろうか?
地球上で こんな豊かに生活できている人数が どれくらいなのか?
考える事があっても良いのではないか と 思う
せまい日本で 豊かに暮らしているのは
「あたりまえ」の日常
でも、 最近 格差も広がり
目の前に 「貧困」や「餓死」という闇が
穴をあけてもいそうで
犯罪も 多様化しつつある
教師や 官庁の役人が お金がらみで事件を起こすような事もあり
世の中 なんか 変
それは 昔も今も 変わらないのかな・・・