VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

娑婆世界

2012-03-21 14:58:37 | 日記
暑さ 寒さも 彼岸まで


 ほんとぉ???


でも 日は確実に伸びて

 日陰の我が家でも

明るくなった感じがする


 今日は 父に 空気清浄機をたのまれて買いに行き

ついでに 防災用のバッグも購入


 なんたって 毎日のように揺れてくれるから

鈍な私でも つい手にとってしまう


 ただ もしもの時は 覚悟をしている(つもり)


死ぬのは 悪い事?


 よく考えてみれば 死は必ず通る道で

悲しかったり、つらい現実ではあっても

 受け入れなければならない事で・・・


死ぬ事を悪のように決めてしまうと

 かえって苦しい事になりそうに思うのですが・・・


人間は 無いものねだり というか

 寿命が短いと思えば 長寿を願い


せっかく健康に産れたのに 自死したり


 なかなか子供を授からないとなれば

子作りに必死になって つらい治療をも我慢する


 子供をあたりまえに授かったら 自分の思い通りに育たないからと

虐待したり



 全部とはいわないけど



今あるもので 満足すれば

 どんな状況でも 幸せだと思うのに


朝 目が覚めて  あ~~今日も健康で 目覚めたなぁ~~

 うれしいな~~

犬の散歩も 猫の世話も 老いた両親の存在も


 家族そろって生活できて良かったな~~と思う


能天気ばんざい



 だけど 世の中 こんな人ばかりだと

ちっとも 進歩しません


 いろんな人がいて良かったよ


この素晴らしき「娑婆世界」

捨てられた?桜の木

2012-03-20 12:24:50 | 日記
昨日 犬の散歩中に

 倒れた桜の木を発見した


植木畑の空いた場所に 倒れている

  
 でも、倒れたのなら 根元に穴があるはずなのに

無い



 変だな・・??と思いつつ通っていった


今朝、車が止まっていて、地続きの家と植木畑の間に人がいたけれど

 桜には見向きもせず なにか 用事をしていたように見えた



桜は もう花が咲き始めていて

 昨日より 開花がすすんでいる


高さにすれば 3メートルほどだろうか

 幹は それほど太くはなっていない


川津ざくらという種類かしら?

 桜の違いは よくわからないけれど


少し濃いめのピンクの花



 なんだか とても 悲しくなった


捨てられたように 横たわる 花をつけた桜の木・・・


 誰があんなところに捨てたのか・・・


植木畑は 毎日通っているけれど

 桜の木は 今まで なかった


植えるつもりで持ってきたなら

 根の部分にきちんと 藁などが巻かれているし

まして 横倒しに置いたりしない



 無残とは ああいう状態を言うのだと思う


朝からとても 後味の悪い出来事

 しかも 枯れるまで見なくてはならなかったらどうしよう


自分の住む地域に こんな事を平気でする人が 住んでいるのかと思うと

 ひどく落ち込んだ私でした

気付いたら もう、お彼岸ですね

2012-03-19 11:40:46 | 日記
日増しに 春らしくなっていきますね~


 外では 風がびゅうびゅう音を立てて吹いているけど

まだ 春一番は ふいていないらしい


 気付いたら もう お彼岸


今日は 父方の祖母の命日


 お供え物を買い忘れている・・・


母は 結構 身内の命日をよく覚えていて

 好物などを供えたりする人なのだけど


私は あんまり気にもしないので

 結果 なおざりになってしまったり



父方の祖母は とても苦労した人で

 母は よく 「苦労する人は 一生苦労がついてまわる。

運のいい人は 苦労が報われる。おばばは 一生苦労した」

 と言っている。


飲んだくれで 甲斐性なし という言葉を地でいった祖父

 次々産れる子供

働きのない夫にかわって 祖母は 働き通したそうだ


 酔うと ちょっとした言葉につっかかって祖父は暴力もふるったらしい



今なら 離婚間違いなし  だと思うけど

 当時は ありえない話

 

過労がたたって 58歳で 世を去った


 祖母の苦労や 父の戦争の話をきくと


これから先 私が どんな目にあっても

 祖母や父の事を思えば まだまだ軽い と思う事だろう


そして、「甲斐性なし」といわれた祖父が

 晩年 どんなに孤独でみじめだったかも併せて・・・



去年の3・11も思いあわせ

 今年のお彼岸は 特別

防災を意識してみました

2012-03-18 13:52:02 | 日記
散歩途中の梅が 満開になった


 どんどん日が長くなり 春本番も もうすぐ


なんだか 毎日のように地震があって 恐怖ではあるけれど

 怖がってばかりいても仕方ないし

普段の日常を過ごしながら これから防災にも力をいれなくては


 もちろん 想定外くらいの大地震がきたらアウトかもしれないけど


せめて 物が 落ちてこないように とか 

 電池 食糧 水の確保

両親の ケアについて とか 必要なものをどこに保管しておくか等々


 防災のハンドブックをいただいたので


のろい私でも  心して 取りかかろうと思っています



 幸い 都心に出勤している家族はいないので

ほぼ 最悪 徒歩でもなんとかなりそうな距離内


 ただ やはり 娘が 学校へ行っている時などは 心配


歩くといっても 地図も読めないし


 携帯をたよりに こちらから 探しに行く事になると思う・・・


せめて 落下物などで 自分が 動けないような状況は避けたい


 両親の事も気がかりだけど


「その時、自分にできる最善をつくせ」と

 釜石の奇跡を実現させた 片岡氏が言っている事を頭に入れておきたい


私は どこかで 避難をあきらめていたのだけれど


 初めから あきらめていては やはり 家族にも

わんにゃんにも 申し訳ないと思うし


 「生きてこそ」


必要としている人がいるのに

 自分をあきらめてしまうのは 卑怯なような気がして


ちょっと 歯をくいしばってみよう・・・

歴史秘話ヒストリー

2012-03-17 14:33:35 | 日記
外では 風が音を立てて 吹きつのっている


 雨も降って、こんな日の外仕事をしている人は大変だろうな・・・

(主人も含めて)


話変わって

 先日 「歴史秘話ヒストリー」を片づけながら見ていて

とても面白かった


 東北 平泉に中尊寺を建立した

藤原 清衡


 その生い立ちから 東北という地に

平和と繁栄を願って 京の都にもひけをとらぬ都市、平泉を作るまでと

 三代目泰衡の時代までを編集


私は 大河ドラマはほとんど見ていないけれど

 以前、たしか村上弘明主演で 青森の豪族 安倍氏(字がちょっと?ですが)

の滅亡までを放映したと思うのだが、


 清衡の母親は この安倍氏の娘で 朝帝と 地方豪族清原氏に

実家を滅ぼされ、夫も殺されたのち 当時7歳の清衡を伴って

 仇である清原氏に嫁ぐのである


長じて 清衡は 腹違いの兄と 父違いの弟と 

 三つ巴の権力争いをする事となる



真実は 小説より 奇なり  というけれど


 思わず 話に引き込まれてしまった


荒廃し 怨念うずまく東北を 理想郷にしようと立ちあがった清衡


 都にも 東北産の馬を献上したり 珍しいものなども献上し


貴族たちとパイプを作って むやみな干渉をさせないよう根回しをする


 無駄な争いで亡くなった人々の魂をやすらげようと

黄金をふんだんにつかって 中尊寺を建立した


 時代のなかで 様々な 「人物」と評価される人たちがいる


その人たちの ひととなりや 時代背景を丁寧に描く歴史秘話ヒストリー


 とても 興味深く見た


清衡の生きた時代は 平安末期

 三代目泰衡の時に あの 義経も登場


皮肉にも その事が 滅亡の引き金になる・・・



 現代の日本に 「人物」は どれくらいいるのだろう?


100年もたたないと  評価は 見えてこないというのが 真実なのかな・・・