VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

永遠の桃花通信19

2021-10-26 17:20:54 | 永遠の桃花

狐狸洞に夜華達が滞在して、半月程

  雨が降って、今日は散歩に付き合わなくて済む

と白浅は喜んだけど・・・

阿離の誕生日と言われ、渋々男装して人間界へ。

めんどくさいが 団子に喜ばれると断れない白浅。

ここはドラマと一緒。

この回で夜華君  白浅にスキンシップアタックを開始。

 

にぎわう人間界で、いきなり暴走して

突っ込んできた馬車から白浅をガードする夜華。

阿離も女の子を助けて、父を振り返り

  走りよって「父上、父上はどうしてずっと叔父上を

抱きしめているの?」とひと言。馬車の騒ぎで

周りは静まり返っていて、丸聞こえ。

恥ずかしい白浅は躓いたとごまかす。

阿離は無邪気に「父上の腕の中に転んで良かった。

地面に転んで叔父上の美しい顔に傷がついたら

父上も阿離も悲しくて死んでしまうよ」

「父上、そうでしょう?」と夜華にふる阿離。

群衆の視線が痛い白浅だが  夜華は意に介さず

「そうだ」と答える。

傍で、「生まれて始めて男色カップルに会ったわ」

という囁きが聞こえ、白浅はあわてて

扇子で顔を隠し、群衆の中へ逃げる。

阿離が大声で、叔父上、叔父上と呼んだら・・・

夜華は笑いをこらえて言う「少しそっとしてあげなさい。

恥ずかしがっているから」・・・

・・・私は打ちひしがれた。恥かしがっているわけないだろ

ばかやろー・・・

 

 また、阿離が助けた女の子に女性が泣きながら抱きつき

「死ぬほどびっくりしたよ。死ぬほど心配したよ」

と言う言葉に、白浅は泣きぬれた自分の母親が、

白浅を抱きしめて「この二百年間、いったい何処に

行っていたの?どうしてこのような姿に?」という場面が

脳裏に浮かんだ。炎華洞の中で白浅が、墨淵に血を与えて

死にそうになった時より取り乱していた母の顔・・・

二百年も青丘を離れたことはないはず。

そういえば、五百年ほど前、ケイソウが東皇鐘を破って

出て来た時  激闘を繰り広げた後、まるまる二百十二年

眠ってしまったことがあった、と思う白浅だった。

 

親子水入らずの時間が過ぎる。レストランに入って

相席を頼まれるが、先ほどの暴走馬車の御者と女主人。

夜華たちを神仙と見破り、術をかけて馬車を止めて

くれたお礼に  名前をきき、天に上がったあかつきには

お礼の挨拶に伺いたいという。

夜華にノックアウトされたに違いない。

 

白浅はこの様子を見て、なるほど  墨淵も同じ顔だもの

若いころ、苦々しい思いをして、崑崙虚では

女の弟子は取らないことにしたのね・・・と

納得するのだった。

 

夜華はするっと断って 優しく微笑みながら

やたら白浅に料理をとりわける。

これは好きでしょう、これはすきでなくても

体に良いから・・・こんなに痩せて、

自分をもっといたわらないと  見ている私の方が

心配になってしまう・・・

 

こうして女道士をいたたまれないようにして

撃退( ;∀;)

夜華は一言「貴女が  こんなに甘い囁きに慣れないようでは

先が思いやられて  今後は一体どうすればいいのだろう」

 

白浅はうつむくばかり・・・

 

そこへ夜華の秘書官が現れて、夜華は天宮へ。

 

白浅は阿離と人間界を楽しむことにする。

 

この後はドラマと変わらず。売春宿に阿離が紛れ込んだのを

あわてて保護し、阿離の教育上何かあれば

夜華は私と死闘するわ💦とひやひやする白浅。

その後、白浅が男にナンパされます。

近頃は男でもこんな目にあうのか、

危ない世の中になった。と思う白浅。

戻ってきた夜華が男に触られてもしれっとしいる白浅に

ちょっと切れてます。

「私の妻を楽しそうに戯れたようだね」

男を術でどこかに飛ばし、白浅にキスしちゃいますよ💖

お仕置き?

九万歳も年下の若造にもてあそばれた?と白浅😂

夜華、なかなかやり手です😁


フラグ立つ?

2021-10-26 09:00:43 | 日記

今日の松原さんの世見は おそらく

他のブロガーさんも 取り上げているかと思います。

 

最近 世見には 地震の記事が増えています

実際 世界中で地震 噴火のニュースも増えています

 

松原さんは 書いた記事をすぐ忘れてしまうので

地震などの災害については その記事が多くなったら

気を付けて欲しいと言っています。

 

私は一回東京であった

松原さんの講演会に行ったことが

ありますが。多分2013か14年だったと思います。

 その時 日向灘がとても気になると言っていて

2016年に熊本地震がおこりました。

 その後大分も揺れたと記憶しています。

 

今回は中央構造線にふれていました。

 ここに何かあると 九州四国本州が揺れる・・

まあ いずれは来ることなのはわかっているんですが

 

 恐怖せず 備えを・・・といったところでしょうか

先日関東がゆれたあと ホームセンターでは

 防災グッズがたくさん売れたとか

 

とりあえず 紙製品は 静岡に生産依存9割と

 きいたことがあります。

私はずぼらなので こんなこと書いてても

 きっちり対処できるか自信ないんだけど

まあ 家が住める状態で残っていたら

 なんとかなるでしょう・・・

あまり暗くなっても どうにもならないので

 今を充実して楽しく暮らします。

今は 恵まれて、元気でいるのだから・・・


永遠の桃花通信18

2021-10-25 22:39:43 | 永遠の桃花

夜華の狐狸洞ライフは 順調です💖

 

 ドラマでは 素錦の侍女は一回だけど  原作では  

何度も夜華を迎えにやってきています。その後に元貞事件なので

  ドラマの設定はかなり的を得た筋書きかも・・・

 

白浅は夜華がどの位ここに居座るつもりか押し測るためにも

  これを口実に  尋ねる事にした。

 

すると「私が住みたいからここに来ている。君こそが

私の妻なのだから他の人がどう言うか  気にする必要も

  ないでしょう。」

・・・白浅は驚いて・・・

・・彼に言われて、ようやく思い出した。目の前のこの夜華君は

確かに 間違いなく、あの天君爺さんが  はっきりと私に約束した

 夫君だった。私よりまるまる九万歳も若い、

はぁ   あの夫君なのだった。

 

・・・はぁ と応じてから 丁重に言う「もし、私が

ちゃんとした年に結婚していれば、今ごろ 孫でさえ

 貴方くらいの年齢になっているんだろうな」

 

・・・その言葉に反応した夜華の 冷淡な視線を感じた

白浅は、話をそらすために

ミョウチンを天宮に連れていったそうねと言う。

・・・単に 崑崙虚での経験から、男は女性の話を

だすと喜ぶと思っただけなのだが・・・男神仙は 女神仙

とは  別の女神仙の話を聞きたくはないのだ。夜華には

  効果がなさそうだわ💦またまた私が失言してしまった。

 

男心、計り難し  失敗したわ  と思う白浅・・・

 

しかして  夜華の反応が・・・(本当に作者のこういう

テクニックには感心します)

 

先ほど 憂鬱そうにしていた夜華だったのに、淡々と私を

 一瞥してから 再び筆を手にして 墨をたっぷりつけた。

そして 口端には 微かに笑いじわを作って言った。

「窓辺に立って。そう、竹の長椅子の前。あ、やはり

寝そべるとよい、髪を少し整えて、楽な姿勢で」

 

・・・私はぼんやりと 言われるがままに動き終えてから

彼が私の絵を描こうとしている事に気が付いた。

 いったいこの長椅子の上でどの位いなくちゃいけないのかな

  私は長椅子の手すりに肘をつき、顎を手の甲に乗せた状態で

  茫然となった。

 

彼は軽やかに暫く描いてから突然言った。

「あのミョウチンには以前、私と阿離が大変世話になった。

彼女が 死んでも西海の第二王子に嫁ぎたくないというので

  侍女として天宮に連れていっただけで、いつか

彼女の気持ちが変わった時には 帰すつもりだ」

 

・・・彼がそれを私に 言うことを想定していなかったので

驚き、しばらくぼんやりしてしまった。

 

彼が顔をあげて  優しげな表情を眉間に宿して

ゆっくり言った「他に私に言いたいことがあれば

  これを機に 全部言ってみるといい」

 

・・・ほんとに、白浅が考えることと

夜華の思っていることが、まったくかみあわない・・

九万歳上の白浅より大人ぶってる夜華なんだけど

  女心には疎いよね・・・

それが色々な災いを招いているんだよね💦

 

 白浅が、若いミョウチンを天宮に連れていった事に

ちょっと嫉妬したと夜華は思っているようです。

 

 白浅は 夜華が天宮にいつ帰ってくれるのか、

  それを知りたかっただけなのに( ;∀;)

夜華が冷たかったり 優しかったりするのが

 どうしてなのか、いまいち読み取れない白浅。

  孫みたいなものだもの仕方ないけど、わからない人だ・・

夜華の  読めない反応にいちいち驚き

  しょっちゅう意識が飛んでボーっとしてしまいます。

 

夜華は多分、ボーっとしている白浅を

  美しさが倍増してうっとりしてしまう・・・

なんで年なんか気にしてるのか、わからないよ・・・

と思っているんじゃないかな・・・

  そして・・・たった一人の愛してやまない「妻」

二度と離れないと決意している「妻」なのよね💖

 

 一途な夜華が 可愛いです(*´ω`)

 

 

 


永遠の桃花通信17

2021-10-24 19:30:06 | 永遠の桃花

白浅が  素素の記憶を無くしていると

  夜華がいつ気づいたかは明確ではない。

少なくとも  東海の祝宴では  もしかして

  記憶があるのでは?と思っていたと思う。

翌日にはさっさと狐狸洞に居候を決め、猛烈アタック開始。

 

原作を読み込むほどに

  白浅の なんともいえない可愛らしさが浮き彫りになる。

白浅は  夜華の笑顔にクラクラしてしまい

 たまに  ぼんやりしたり  意識が飛ぶ事もある

そんな描写で また読者の想像がかきたてられるようになっている。

 

  東海の祝宴の翌日、用事を済ませて狐狸洞に帰ると、

阿離がいる!

  ここで白浅の思った事・・・美女との逢瀬を邪魔したから

咎めに来た・・・

  (子連れで咎めに来るか?普通)

阿離が言う「父君は母上が私達と一緒に帰りたくないのは、

 天宮に住み慣れないからと言っていた。それなら私と父君が

ここに引っ越して 母上と一緒に住めば大丈夫。

母上さえいれば阿離はどこでも住み慣れるから。」

  白浅は目眩がした「貴方が私と一緒に住むと言った?

貴方の父君も私と住むつもりだと言った?」

 ・・・夜華君の言い分は道理にかなっているので

拒む事はできない・・

(この時点でもまだ、

夜華が自分を咎めに来ると白浅は思っている。)

 

その後  お腹をすかせた阿離を連れて市塲へ・・・

   (昼ご飯は枇杷( *´艸`))

・・・枇杷選びに興じていると、

途中横から手が入って来た。

骨ぼったく とても長い。迷谷だと思い、横にずらして

 場所をあけた。考えもしなかったことに、

私にわざとたてつき

私が既に選び終えたものだけを取ろうとする。

ようやくおかしいことに気づき、

玄色の袖口を伝って視線を移動する。

(中略)夜華君が腰をかがめて 笑いながら私を見ていた。

 

彼のあの顏で  あのように笑っている様子は

  威力が強すぎて、命の危険さえ感じてしまう。

 

少し考えて、彼は青丘の客として来ている。

  例え招かざる客であっても、我ら青丘は礼儀を重んじる国、

主人として振る舞い、細かい事に拘らず寛大となるべき

 と考え、そうして彼に微笑み返した。

「あら、夜華君だったのですね、お昼は食べました?

私たちは 今日は枇杷を食べるのよ。まだ食べていないなら、

ご一緒にいかがでしょう?」

夜華の顔の笑みが少し固まって、少し嫌そうに

  果物を触りながら言う「阿離は育ち盛りなのに

これしか食べさせないつもり?」

  私は手を伸ばして団子の頬をつねってから「これ好き?」

と尋ねる。

団子は少しもじもじして小さく応じた・・「好き」

夜華は何も言わず、

額に手を当ててしばらく私を見つめてから

 いきなり私の手を引っ張った。

・・・で、市場でお買い物(*^-^*)

白浅の感想・・・

(今日の市に来たのはなかなか良かった😊)

・・・それほど時間がかからずに、

東西南北四つの市にいる

人たちはみな、見目麗しい男が小さな子供を連れて

 自分たちの君上の洞府に滞在する事になったこと、

  その白い肌の子供は、自分たちの姑姑を母上と呼び、

その男を  父君と呼んでいることを知ることとなった・・・

 

白浅は実は縁談が進まないことを  思ったよりも

  とてもきにかけていたんですね😉

その後の展開は ほぼドラマ 31話の通りですが、

夜華が  白浅を素素と呼ぶことはありませんでした。

 英明な夜華の事、状況判断を積み重ねて

察したのではないかと思います。

 

ただ、料理を作っている最中に、白浅が

「前夫人は本当にお料理が上手だったのね!」

と言って  非常に気まずい思いをしたところ・・・

 出来上がった料理を盛り付けながら、・・・

 

・・・風変わりに私を一目見て 淡然と言った。

「彼女は 貴女と同じで、私がご飯を作るときに火をおこして

柴木を足すくらいしか出来なかった。」私は気まずく、

  その話しを受けて、何か言うこともできない。

彼は振り向き、

スープを御椀に盛り始めて  小さくつぶやいた。

 「私と知り合う前、あの俊疾山のような何もないところで

、いったいどうやって生きていたのかわからないよ」

彼の独り言なのに私の耳に届いてしまって、

  わけもなく感傷に駆り立てられた。

(中略)

昼食は とても心地よく、ついでに気分もだいぶよくなった。

 夜華から狐狸洞の中で仕事をするための

書斎をリクエストされた

時でも  気にかけたりしなかった。(中略)

夜華の来訪は私を咎める爲だと思っていたが、半月たっても

  彼は東海水晶宮のことを全く口にしなかった。

 

こうして 夜華は狐狸洞で暮らし始めました。

 朝夕の散歩、将棋指し   平和な時間が流れて行きます。

 

白浅は結構疲れていますが・・・おそらく夜華は超幸せ!

 だったろうね😊

想像ですが、素素にはなかった白浅の特徴に

  崑崙虚で学んだ知識があると思います。

白浅とは  知的な言葉のやりとりができるし

  冗談も通じる。そして 何より  美しい💖

 

素素と共通して持っているところは、思いやりの心。

  たまに 意識が飛んで  ボーっとするところ

ちょっと天然な勘違いをするところ

と、これは私の想像です・・・

 


永遠の桃花通信16

2021-10-23 16:31:46 | 永遠の桃花

結局白浅は宴会に引っ張りこまれる。

  団子をかばって小さな嘘をついてあげたのに

と、何がなんでも引きずり込むつもりの夜華に

  怒り心頭だ。

いっそのこと  術を使って夜華を引き離そうとしたが、

  向こうがうわ手だった😩

・・・東海水君が振り向く、顔に笑顔が張り付いているが、

両目は容赦なく私と夜華の繫がれた手に注がれている。

「君上、仙使 前方が大殿でございます」・・・

 

夜華と三人席につくと宴が始まった。

  一番近くにいた神仙が  お酒を交わしにきた。

夜華についで白浅へ・・・

神仙「幸運にも素錦娘娘にお会いする事ができ

  誠に  小仙の幸運の極み・・・」

夜華は横で  盃を手に、芝居を鑑賞してでもいるようなそぶり

 白浅は 罰が悪い思いでいっぱいだ。

東海水君は真っ青な顔をして  

  幸運に感謝し続ける神仙に目配せする。

 

吹き出しそうになりながら、白浅は神仙に言った。

「小仙は  本当は 夜華君と長年離されて育った妹で、

今は折顔上神のところに仕えているのです」

  

 夜華の動きが止まった。

   東海水君は  呆然と白浅を見ている。

神仙も呆然としていたが  ようやくつぶやいた。

「小神の目が役立たずでした。罰をうけるべきです。

 この酒は自ら飲ませていただきます。」

 

  この発言で  かなり色んな憶測が皆の間に飛び交い

しばし神仙たちの退屈しのぎになったとか・・・・

 

  祝宴が終わると、夜華はいきなり

「とりあえず阿離の面倒を見て。用事を済ませて

 すぐ戻る」と言うや いなくなった。

 

白浅は団子を連れて夜華を探しに行き、

 団子の話しから  団子の母が素錦ではなく人間だった事。

母親は、団子を産んで 間もなく  誅仙台から飛び下りた事

  父君とは毎年のように  父と母が出会った俊疾山に行って

滞在する事。

  そこで東海水君の妹、ミョウチンに命を助けられた事、

ミョウチンが母の座を狙っているに違いないという事を

聞かされる。

 

  白浅が若い二人(夜華とミョウチン)に同情すると

阿離は父も母も自分の事を何とも思っていない。

 母君にも他に好きな人がいるから

父君がミョウチンに取られても何とも思わないんだ。

  名前のとおり 阿離は一人ぼっちで生きて行かなくちゃ

 ならないんだ!と泣くのだった。

 

  母に死なれ 可哀そうな阿離の嘆きに

思いっきり同情した白浅。

  いずれ この子の継母になることもあって

「私にとって 父君は 私の心。私の要、私のこの上ない宝よ」

と 口から出まかせを言って、なだめるのだった。

 

 思いっきり元気になった阿離。白浅の手を引いて

  父君のもとへ行く。

白浅は、夜華とミョウチンに心で謝りながら

  彼女を妻から旦那様を盗む横恋慕女とさげすむが、

ミョウチンに泣きながら跪かれて

  さっさと逃げ出すことに・・・

 

と、ここで団子が、母上のうそつき!

 さっき父君のことを 私の心、私の要、私のこの上ない宝

といったじゃないの。  発言。

 

  夜華は きっと素素の記憶があると確信して

  白浅の前に立ちはだかり、髪の毛にふれ、ゆっくり言った。

「私は貴女の心?」白浅があは、と笑って一歩さがると

一歩進んで 「貴女の要?」ますます乾いた笑い声で

 白浅が後ずさる。「貴女のこの上ない宝?」

    白浅は東屋の角に追い詰められて、とうとう

槍を投げた。

「もう、ひどいわ!とっくに知ってる事じゃないの。なのに

  人に言わせるなんて、本当に  悪い人なんだから!」

 

その言葉に、団子も夜華も震えた。

二人が呆然としている間に、 白浅は逃げ出した。

 

  このセリフ・・・三者三様の取り方をしたと思われます。

白浅は 団子の父とは初対面と思っているから

  あなたの子のために嘘をついたに決まっているでしょう?

いずれ継母になるのだから。と思っています。

 

夜華は 素素!😍と思っています。

 

  阿離は お母さんが投げやりになった。と思っていそう。

 

と、これは  あくまでも 私の解釈。

  読み手の想像で  いろんなふうに取れるのです。

 

ところが、原作を読み進んでも  その後  夜華が

 白浅を素素と思っているふうがないのです。

 

軽く  折顔が、 東海の祝宴の翌日、夜華が折顔を訪ねてきた

  と 白浅に言うところがでてきておしまいです。

 

もしかしたら  折顔から忘情水の事を聞き出したかも?

  と想像するのみで  説明はないのです。

 

勿論  ドラマのように 東華帝君が300年前のケイソウ

 封印を知っている様子もありません。当然

夜華も知りません。想像を逞しくするしかないです。

 

司音の事は  離鏡が描いた似顔絵を夜華が手に入れ、

  もしや白浅?と思って  元貞救出のエピソードの時

  白浅に尋ねたくらい。勿論、白浅はしらを切ります。

想像を膨らませて  いろんなストーリーを考える楽しさ、

  余地がある物語なのです。