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VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

引き寄せが 実現した(つもり)

2021-10-16 19:13:45 | 日記

いきなり痩せたので

 仕事帰りに服を買いに行った。

この時期に着る服が 首回りがぶかぶかして

 なんとなく 落ち着かないので・・

 

安売りの洋服やさんに寄る

 じっくり選んで 自分に合う色合い

デザイン インに着るカットソー 

 ちょっと羽織るロング丈の薄いジャケット

ロングスカート インナー

 フリースのジャケット 

7点お買い上げで 8千円を切りました( *´艸`)

 

 どれも 私によく似合う(自分で言うのもなんだけど)

家に帰ってきてから 色々着合わせしてみる

 

 夕飯の支度ちうの主人に ああだこうだ意見を求めて

嫌がられる( ;∀;)

 

 もう 年齢を考えると

あまりラフな格好は 似合わなくなってて

 

 ちょっと上品に見えるふうのチョイス

やはり 女性って

 買い物に萌えるわ~~~( *´艸`)

20年前の体形マイナス筋肉で

 

 Mサイズでもいけます(ボトムは3L トップス2Lだった)

 

この年になって 痩せることができるなんて

 夢のようですよ

たとえ まわりの人たちが どっか具合わるいんじゃない?

 と 心配してくれてても

 

私は この体形を夢見ていたので

 きっと 願望が実現しただけなのだ

って思う事にするんだ

 

「引き寄せ」たつもり 

ありがたい限りです


永遠の桃花通信11

2021-10-15 11:23:09 | 永遠の桃花

原作が 流れるような文体で 面白く

 何度も読み返しています。

話しが あちこちに飛んでいるため

 いろんなエピソードが入れ込んで

結構 通信に書いた内容も間違っている事にも気づきます

 

 例えば 墨淵から玉清崑崙扇を賜ったと思っていたけど

原作には ありませんでした。

 ただ 司音神君は絹の扇子を武器として持つ 

とあっただけ。

 

また 読み返すたびに 鈍い白浅上神だけれど

 どんどん 夜華君に惹かれていっている事が

よくわかるのです。

 青丘の市場で 枇杷を選んでいるとき

横から枇杷を取り上げる手に気づいて

 白浅が振り向くシーン

 

夜華君の笑顔に 「あのような顔で微笑まれたら、

 命の危険すら感じる」(*^-^*) とか

夜華が幾日か留守にして 枇杷ばかり食べて過ごした時

 阿離と同じく 自分も夜華を待ち焦がれていたこと

 

鳳九が 「情を知ったら もうそれがない世界など

考えられない」ような発言をしたことになぞらえて

自分にとっては まさに 夜華の作る食事がそうだ・・とか

 

 また 人間界で 元貞を救う活動中 

夜華が司命星君とやってきた時も 意識してはいないけど

 夜華を見て とてもうれしい様子がみてとれるし。

夜華が蟠桃会を抜け出してきたので 先に帰ると言いながら

 白浅を 抱きしめるのだけど

文章の中から 白浅がうれしくて その晩 

ぐっすり良い睡眠がとれたと表現しているところ 

とか(*´ω`)

 

ドラマでは あまりわからなかった部分が 

文章で分かるけど

 よほど読み込まないとわかりづらいとなっているのも

作者の意図なのでしょうか・・・

 

 よく 夜華は あまり知識もなく 天然で 動物にも

優しい素素が好きで 気性が激しく高慢な白浅のことは

 どう思っていたのだろう という意見も聞きましたが

 

私は この文章を読み込むと まず 弱ったもの

 傷ついたものに対する白浅の優しさが

とてもよくでているし、

少辛のエピソードというのは なんとなく

 少辛が蛇の精であることを考えると

夜華が素素に 蛇と間違われて大切にされたことを

 多分夜華は思い合わせているのではないか と考えます。

 

やはり、素素の持っていたいろんな要素を 白浅を知るほど

 もっと強く感じたこと

それと 優しいところも 相変わらずで 

 思ったことをちょっと飲み込んで 相手を思いやるところ

義理堅く 正と負をきっちりわけ、借りは必ず返す

 頑固なところまで 

素素がもっていた気質そのものでしょう。

 

しかも 絶世の美女!白浅が よく夜華に微笑み返したり

 見上げたりする仕草に それこそ

夜華君は 命の危険さえ感じたのではないか

 とか 考えると 桃花を 一度ならず 何度でも

おいしくいただけます。( *´艸`)

 

 蟠桃会の最中 

翼界(原作では 鬼界)に白浅を救出しに行き

墨淵と司音のエピソードが 

生々しく夜華の心を蹂躙します。

 

 もう 絶望 の一言 どんなに落胆したことか

その気持ちを思いやると ほんと

 涙なくして見られない・・

 その後 墨淵の思いにも 涙しましたが(;_;)/~~~

 

原作とドラマ いったりきたり 推敲したり

 楽しいったらありゃしない(*´ω`)

もう 本当に 

 しばらく 他のドラマ見る気もしないんです・・・


永遠の桃花通信10

2021-10-13 17:23:14 | 永遠の桃花

物語というのは 人の頭の中、

ないしインスピレーションによって  紡ぎだされるもの。

 

もちろんドラマも  脚本を書く人、演出する人、スタッフ

  俳優 そのメンバーが一つの作品を紡ぎだすもの。

虚構の世界・・・

  なのに  こんなにも心揺さぶられ

  まるで現実に体験したかのように錯覚する。

たとえそれがファンタジーであっても・・・

  つらいシーンに涙を流し、ちょっとした笑いを体現したり 

イラついたり がっかりしたり

  傍で眺めているに過ぎないのにまるで当事者。

桃花の原作も  年数が合わなかったり、少々?

  と思うところもあるが 未解決で

読者の想像まかせな箇所が一杯。

 

 原作の最後は、浅浅、ごう来 (おいで)で終わり

 ドラマにある 思い出話のシーンは無い。

 

その代わり  その後のエピソードが 番外編で述べられる。

  また、東華帝君と白鳳九のエピソードを綴った「枕上書」

にも夜華と白浅のラブラブな様子が載っているらしい。

  まだそちらを読んでいないのですが、

二人の結婚式もあるらしいですね🥰

 

  番外編の一つは 天帝の祝いの宴での二人。

夜華君のとても幸せそうな様子が伝わってきて

 読んでるこちらも「夜華君、良かったね😃💖と

嬉しい気持ちになれます。

  いわく

「その年上の上神は 太子殿下に対して 優しく柔順どころか

 彼女のやりなすことは、慈しむ と呼べるものだった。

威厳に満ちた夜華君にそんな言葉を結びつけるのが

適当ではないにしても・・・」

 

  宴には 側妃の座をゲットしようと 沢山の良家の子女が

夜華君目当てにやってきている。

  なんと言っても 正妃の白浅上神は夜華君の祖母ほどの年

自分にもチャンスはあると期待に胸を膨らませて・・・

 

  「夜華君が座る太子の席には 白浅上神が

守りをかためていた。今日の上神は 赤い衣服を身につけ、

天上地上まれに見る絶世の顔を更に引き立たせて、

直視するのも憚れるほどだ。

 上神は 表面上柔和であったが、しかし女仙が 太子殿下に

視線を投げかけたりすると・・・軽やかに向けられる上神の

 視線によって  氷の塊にさせられてしまっていた。」

 

「太子殿下が白浅上神に言う。

ー私の傷ならかなり癒えたので、

もう阿離みたいに面倒をみる必要が無いのですよー

 すぐに白浅上神が手を上げて太子殿下の右手を握り、

軽くそれをさする。

そして太子殿下の目を見つめて言う

ーどうしてほとんど癒えたなんて言うの?ー

・・・揺れ動く瞳には  かすかに苦渋をおび 

憂いも半分含まれているよう 。

彼女の顔で  そのような表情を 浮かべられては 

女仙たちでさえ 堕ちたような感覚を覚えた。」

 

やがて 酒に弱い殿下をかばって 

一手に飲酒を引き受けていた白浅が

酔って殿下にしなだれかかると・・・

 

「太子殿下はかすかに笑ったように見えた。そして言った

ーこの姿を 長く待ったかいがあったというものー

白浅上神は何かつぶやいたよう  

ますます彼の胸に身体を預けていった。

 女仙たちの心は 一斉に砕け散ってしまった。」

「太子殿下が 白浅上神を胸に抱き 

顔には 満面の笑みを浮かべていたが

 顔を上げて退席する時には いつもの厳粛な表情に

戻ってしまった。しかし 足取りだけは顔の表情のように

 厳粛かつ しっかりしたものではないように見えた。」

 

白浅上神が すっかり夜華君に心を寄せ

 夜華君も 他の女性など アウトオブ眼中

「私が愛するのは 只ひとり 貴女だけ、

他の誰も愛さない」

あのセリフがよみがえります。( *´艸`)

 

 その後の阿離とのエピソードも 結構笑えるものなので

 また紹介します( *´艸`)


永遠の桃花通信9

2021-10-12 20:42:42 | 永遠の桃花

原作の中で 墨淵の 白浅に対する気持ちが

 想像できる回がありました。

7万年経って ようやく目覚めた墨淵

 

『彼が振り向き、脚を曲げ、手の甲で頬を支えて微笑んだ。

「小十七?あぁ、やはり小十七だった。

こっちに来て師父に見せて。

この数年どれほど成長したかな」

私は 手首を掴んだ。太鼓のように響く胸の音を抱え、

目頭は 幾度も熱くなり、震えながら抱きついた。

震える声で師父と呼んだ。

幾千の気持ちが浮かんでは消え、悲しくも 歓喜した。

彼は 私を受け止めていった。

「どうして悲しそうな顔をする?

 うん、この衣服(スカート)は なかなか良い」

中略・・自分とよく似た者が、十七の婚約者だと知って・・

 盃を持つ墨淵の手が 一瞬止まった。

俯き お茶で喉を潤わせてから しばらくして 

 落ち着き払って言う。

「その妻を選ぶ目といったら、うん。」

顔を上げてい言った。「貴女の婚約者は名を何という?

 生まれたのはいつ?」

私は おとなしく 聞かれた事を答えた。

彼は 指折りで計算して、淡々とお茶を飲んでから言った

「小十七、私の双子の弟が いとも簡単に 

貴女に取られてしまったのだな」

・・・中略・・・

・・・崑崙虚で 兄弟子たちから 結婚は?とからかわれて

白浅が 2か月後に招待状を送るからと皆に答えた時・・・

 墨淵はずっと座ったまま 穏やかな目で聞いていただけだったが

私が 招待するという言葉が口から出た途端、

 彼が手にした茶杯が傾き、水が半分ほどこぼれてしまった。

私は急いで近づき、片付け始める。折顔は咳払いをした。

・・・中略・・・

(墨淵を訪ねた青年の言葉が墨淵を落ち込ませたと思った

白浅は 師父を慰めたくて 師父の部屋を訪ねる)

・・夜 墨淵の部屋の扉をノックした時、

 彼は 古い琴の前に座って 深く考え込んでいた。

薄暗い蝋燭の灯に照らされた彼の顔は 

 少し憔悴しているように見えた。

・・・中略・・・

慰めの言葉をかけたかったが、しばらく時間をかけても

 一言さえ言葉が出なかった。彼の身におきた古い出来事

 物悲しい感情が含まれているに違いないと思った。

・・・バラバラの琴の音が耳に伝わった。

墨淵は琴の玄に右手を置き、適当に鳴らしながら言う

「貴女のすぐに意識が飛ぶ癖は数万年経っても 変わらないね」

・・白浅が 慰めのつもりの言葉をかけると・・

彼は少し驚き、俯き 適当に琴の玄を2~3回鳴らしてから

 淡々と言った。「今夜ここへ来たのは、この件のためにだけ?」

私は頷く。  琴の音が少し乱れて 突然止まった。

彼が 両目をあげて私を見た。しばらく見て 

 しかし 全く関係のない質問をした。彼が訊ねたのは

「彼の事、本気なのか?」だった。

私は しばらく時間をかけて、ようやく彼が訊ねているのが

 夜華の事だと気づき「本気です。十二万分ほどに本気」・・

 

彼は 顔を背け、窓の外をしばらく眺めてから言う。

「それならよかった。安心した」

えっ?彼の顔色が少しおかしい、・・

まさか 私が女性らしくないから良い縁ではないと心配してる?

そこまで考えて嬉々と安心させるように言った。

「心配しないで、師父。夜華はとっても良い人よ。

私たちは相思相愛で、私は彼を本当に思っている。彼も

 私に対して 同じ思いでいる」

 

彼は 依然と顔を戻さずに 淡々と言った。

「もう遅い。部屋に戻って休むと良い」

 

その日以降、墨淵はほとんど正殿に来なくなった。』

 

  墨淵の心が 悲しい😢と感じるのは

私だけでしょうか?

 それにしても 白浅の鈍さには 脱帽です・・・

 


永遠の桃花通信8

2021-10-11 10:22:36 | 永遠の桃花

墨淵に対する白浅の思いの独白がある。

東海の祝宴で   阿離がミョウチン公主にお礼はもうちゃんとした

と 文句を言うと白浅は阿離に

  「命の恩人は、海よりもずっと深いのだから、

お礼だけで済む問題では無い」と訓戒する。

  その時の独白。

 

お礼を言ったからといって、何も気兼ねが無くなるのなら

  今の私は どれだけ気ままに生きられるのでしょう。

ただ あの人と師弟として過ごした円満な情のみを

  記憶にすることができるのなら、これほど後悔と遺感の念に

苛まれなくて済む。

 

 (そして、墨淵にそっくりな夜華君の顔を思い、

 自分は 何万年もあの顔を見ているから

今ようやく気持ちを抑えられるが  普通の女性なら、

  あの顔を見て身を わきまえろということこそが

無理というもの。とミョウチンを思いやっている。)

 

自身の 天劫を 師匠が受けた時 白浅は生まれて初めて

 自分の この二万年の修行の日々が 誠に

ろくでもない所為であったと意識した。

 3日間 師匠が静養にこもった洞の前に跪き

涙と鼻水を流しながら「師父、傷は深いですか?その傷は

 静養で治せるものですか?弟子は 誠に愚か者です。

いつも師父を巻き添えにしてしまって。どうかそれが元で

病原を残しませんように。貴方様にもし万が一の事があれば

 弟子は 自分を煮込んで、貴方の滋養スープとなるしか

ないです。」

  私の一生のうち あの時だけ、

それほどに見苦しくかつ 悲しく泣いたのは。

 

 その後の翼族の反乱で大戦がおきるが

陣法図を盗まれ、苦戦することになる。

 墨淵は 敵が まだ陣法図を全部解読しないうちに

大急ぎで攻めた結果翼族の3万の兵を若水に追い詰めた。

 

 墨淵は多くの精力を使って 劣勢を補うため、

生命力の根源が大きく傷つくこととなった。

 

 あの頃の私はとても愚かだった。確かに墨淵は

非凡な能力の持ち主ではあるが、しかし 私の代わりに

 三つの雷を受けたことは決して容易な事ではなく、

たかが数か月の静養で 完全に治るはずがないことなど

 考えもしなかった。

あの頃の私が 少しでも疑っていれば

 その後の結末は あのような事になることはなかった。

しかし 彼は 隠していた。ずっと うまく隠していた。

 

 (ケイソウが 東皇鐘を出した時)

その時点での彼がすでに 倒れないよう、

かろうじて踏みとどまっている事を

自分は知らずにいた。

 

そうして 彼は自分の元神を使って かろうじて

 ケイソウを封印し 東皇鐘を静めた。

 

白浅は ドラマだと 気位高く、傲慢な印象が心に残ったが、

  原作では 弱い者に優しく 情が深いと感じる。

 

師匠に対する深い思いは 不祥の弟子であった自分を

  悔いてやまない心から発するもの。

 

  ドラマの中で、東華帝君が 高潔な白浅上神と呼び、

司命星君が 心の広いお方ですな、

 と言っている。

もう少し そういう白浅の良いところが 見るほうに伝わると良かった

 と自分は思いました。