今日の深夜1時半に。深夜番組も
ひかれるものがなかったので。
金融再生プランというか、竹中プランというか、
けっこう銀行政策としては、今時点から考えると、
正しかったのではないか?と思う。
「銀行の決済機能は、社会的なインフラ」というのが、
印象深い。「金融」というボーダレスな業界にもかかわらず、
信頼されない「システム」は、「長期的に」まずいことで、
「痛み」も多少ともなったかも(貸し渋りとか)しれないが。
「繰り延べ税金資産」をめぐる「政治家」や「マスコミ」のムチャクチャな
言い分が、この「日誌」において「暴露」されている。
「竹中プラン」の作成プロセスにおける「仕事師」ぶりは、
感動的。特に、繰り延べ資産の計上が、マクロ経済に、どのくらいの
「インパクト」を与えるのか?だとか、
細かい実務指針的なものまで用意したあたりは、「仕事師」といっても
いいのではないか?おそらく、こんな「仕事師」は今までいなかったのではないか?
旧勢力との対立もあるが、「政治家」VS「学者」という面も多々あって、
さぞかし大変だっただろう。
竹中平蔵さんは、孫正義さんと同じく、「高い志」があるように思う。
「学者」で、「大臣」をやったということだけでも貴重な人材ではないか?
○○原理主義という批判もあるようだが、どうでしょう?