東浩紀さんの本。
USTREAMで田原さんと、東さんの対談を見たその日の夜
にアマゾンから到着。
正直、『おもしろいし、興味深い』。
オタクは、既に50年ぐらいの歴史を持っている。
機動戦士ガンダムを享受した60年前後生まれ。
ガンダムを10代で享受した70年代生まれ。
そして、エヴァンゲリオン。
上手くまとめられないが、オタク文化は、日本の戦後から
高度経済成長の中で、『純日本的』なモチベーションから
当初は進化したけれども、アメリカ文化にかぶれながら、
進化したと。
私が一番よくわかってないからビックリしているのだろうが、
『二次創作』ということが、かなりショッキングな出来事である。
マーケティング的に考えれば、『消費者イノベーション』とも
いえるのではないか?
あと、オタク文化は、当初、『大きな物語の消費』だったけれども、
現在では、データベース型消費というか、要素消費というか、
消費の概念が大きく異なってしまっているらしい。