先日のブログ、ぼったくりバー、ブラックエンペラー・・じゃなかった(笑)、
ブラックエンパイアだった!帝王(エンペラー)の方じゃなくて、帝国だった!すまん、間違えた。
さて、話は全然変わりまして、これが私の愛刀、和泉守兼定(いずみのかみ かねさだ)で
ございます・・・。ってのは嘘で、新撰組副長、土方歳三の愛刀として有名な刀です。
確か2尺8寸で、通常よりちょっと長いんじゃなかったかな・・。
これを夜な夜な抜いて・・・今宵も血が騒ぐぜ・・じゃなくて、まあ、普通に飾ってるだけなんだけど、
この刀って武器ね、これがまた奥が深くて、小説を読んでると結構この刀で斬りあう
場面とか出てくるんだけど、これだけ大きいものを振り回すのはかなり難しいんだよね。
当然天井の低い室内などはかなり不利だ。それにまず腰に挿した状態で抜くこと事体が
難しい。左足を後ろに引かないと長いので抜けない。あとよく抜き打ちに斬って捨てる・・
なんて描写があるけど、抜いたまま構えずに上から袈裟斬りに斬ることなんだけど、そもそもこの刀って
どっち向きに挿してると思う?つまり反っているほうを下に向けてか、逆かって意味なんだけど、
抜き打ちで左袈裟斬り・・なんて描写を読むと、反っているほうは上なんだよね。
逆さでも下から斬り上げるなんて出来そうだけど、きっと不利なんだろうな・・。
それと鯉口を切る・・って動作ね。刀を左手の親指で押し上げてロックが外れた状態に
することなんだけど、この音を聞いて敵の気配を感じるとか、鯉口を切ると抜いたと
みなされるとか、かなり重要な動作なんだよね。
やはり当時の武士たちの間でも、刀は興味のあるものらしくて、新撰組でも斉藤一なんかは
掘り出し物がないか、いつも探していたらしい。まるで中古楽器屋を回って「72年製のジャズベだ!」
みたいなさ・・(笑)
しかし、さすがにこれを振り回したことはないから、一度構えてみたいな(笑)
いや、だって本当に自分の家じゃ天井に当たるもん。池田屋の過激尊皇攘夷たちの二の舞だよ
(わかる人は少ないわなあ)。いつかT☆ROCKSで振り回してたりして・・・(笑)
TOSHI三