教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

いつの時代がいいのか!?

2014-03-22 | 日記

AKB48関連はとても叩かれていますが・・・。

あんなの音楽ではない、素人、口パク、ヘタ・・・などなど。

で、面白いのはそれに引き替え、モーニング娘は良かった・・・等の意見が多いってこと。

モーニング娘が全盛のときも、キャバ嬢みたいだの、お遊戯だの、メンバーによっては幼すぎる

だの、あんなの音楽じゃない・・・等、いろいろ言われてた気がするんだけど(苦笑

1990年代、小室ファミリーも勢いがあって凄く良かった。いい音楽だった・・・って意見も

出ているが個人的にはそうか?って思うんだけど・・・。

小室ファミリーも、さんざん、コンピューターで作ったつまらない曲、稚拙な曲、同じ曲、

無理な転調・・・等々色々叩かれていたと思うが・・・。

宇多田ヒカルは概ね良い評価が多かったと思うけど、それでも叩かれたかな?

あの、おにゃん子クラブでさえ、現在は持ち上げられてるからね(笑)。

同じように80年代の松田聖子、中森明菜等が本当のアイドルだ・・・などとも言われて

いるけど、当時は70年代のキャンディーズ、ピンクレディこそが本当のアイドルだ・・・なんて

いう声もあったはず。もっと言うと、もうちょい前の山口百恵、桜田淳子、西城秀樹などの新御三家

が、本物で・・・いやいや、天地真理、南沙織、小柳ルミ子でしょう・・・等々、時代が違えばこうも

違うかというくらい意見が違って、概ね、前の方が良かったって意見だよね。

 

バンド関連はどうだったかな・・・。今のバンド・・・ラルクやGLAYの頃、ルナシーの頃、B'zの頃、

Xの頃、プリプリの頃、レベッカの頃、ラウドネスの頃、バウワウの頃、紫の頃、外道の頃・・・ふるっ!

はたまた、かぐや姫、チューリップ、吉田拓郎、はしだのりひこ、赤い風船・・・新しいのが出る

たびに色々言われてきたんだろうか?

 

Char、原田真二、八神純子の頃は・・・?

 

ま、いつの時代もいいものもそうでもないものもあるよね。


誰に対して演奏するか

2014-03-22 | お店情報

お笑いのね、記事なんだけど、最近お笑いのグランプリみたいのってあるでしょ?

俺は全然見てはいないけど、あれで、プロの審査員と素人の審査員とでギャップがあり、

評価の差が出てしまう・・・。やはり素人ではダメで、プロの目で見ないといけない・・・って

言うひとつの意見がある。

ま、確かに当たってるし、当然その逆もあるよね。一般の人にウケなくっちゃ意味がないでしょって

ことも大事。

あんまり本気になって論争するより、もうちょい気楽に、両方の意見を半々くらいに取り入れれば

いいんじゃない?って思ったりもするけどね、個人的には。

 

プロは鋭い分析が出来るだろうけど、小難しいマニアックな芸が好き、とか、素人は難しく考えず

単純に面白いかどうかで評価するけど、ヘタしたらルックスがいいとかアイドル的な意味で表を

入れちゃう危険性もある・・・なんてこともありがちなんで、それも加味して半々で・・・。

 

実は自分たちがライブハウスに出ていたころ、対バンの人たちとかライブハウスのスタッフの

方たちに非常に評判が良くてですね、つまり業界の方には褒めてもらえるんですよ。

でも一般の人たちにはなかなか受け入れてもらえない。

そんな状況が長く続いたんだけど、これはどう言い訳しても自分たちが悪いとしか言いようがないのね。

そこで「音楽やっている人にはウケるんだけど一般のお客さんにはウケない。素人はわかってねーな」

とは思わない。誰に向けて演奏しているか。やっぱり多くは一般の人たちなんですよ。

それでも何も一般受けするようにあざとく計算しろって言っているわけではなくて、なかなか受け入れて

もらえない理由を「一般ピーポーにはわからねえ」ってずっと言っているうちは多分ずっとわかって

もらえない。自分のやりたい音楽や音楽性があるからやっているのだから、そこは変える必要はない。

でも伝える手段は工夫できるよね。

 

意外と多いのはとっつきにくい印象の歌と演奏、ステージングのバンドって割とよくいるんだけど、

よくよく曲を聞いて見ると結構いい曲持ってるの。でも演奏が雑で、音も悪い、ステージングも

愛想がなさすぎ、歌も伝える気がゼロ・・・みたいな、バンドって多いんだな。

耳のいいバンドマンやライブハウスのスタッフには「なかなかいい物持ってるね」って褒めて

もらえるかも知れないけど、一般ピーポーまでは届かずじまい・・・ってね。

 

自分がバンドをやっているときはそれでも一所懸命伝えようと必死だったので、少しは伝わって

ほんのちょこっとだけ見に来てくれる人は増えたけど、気持ちはそうやって、自分本位で物を

考えず、いいわけせず、色々工夫して考えて地道にやることが大事。