キムタクの宮本武蔵、面白かったか?
仕事で前篇後編とも途中からしか見られなかったからあまり偉そうなことは
言えないけど、イマイチだったような・・・。
キムタクが悪いわけではないと思うけど、武蔵のイメージにしては華奢だし、お通も
あれだけ日本人ぽくない女優をわざわざ選ぶセンスがわからん。
演出も脚本も微妙な気が・・・。ユースケサンタマリアが良くも悪くも一番印象に
残るってどういうことよ?(笑)小次郎は良かったな。
さて、宇津井健さんが亡くなり、やはり気になっていた「赤い」シリーズを購入。
実は当時はきちんと見てはいなかったんだよね。それほど山口百恵のファンでも
なかったしどこか世間の流れに乗りたくないみたいな気持ちもあったのかも。
桜田淳子派だったもので(笑)。
山口百恵出演の赤いシリーズ、1974年からたくさん作られた。
「赤い疑惑」「赤い迷路」「赤い運命」「赤い衝撃」などなど・・・。
白血病で、愛する人が異母兄弟で・・・みたいな話は覚えていた。
三浦友和と出てたやつね。他はあまり覚えてないなあ。
百恵ちゃんは若いんだけど特に懐かしいとも思わず、当時の記憶のまま。
まあ、引退してから一度も見てないから当時の記憶のままだよね。
三浦友和は凄く若くてハンサム君。草刈君と争うね。
宇津井健もやはりこのイメージですな。
で、これを見たから特に思ったわけでもないんだけど、当然時代が
違うのでなんとも言えないんだけど、特に思うのは、東日本大震災の後と前で、
意識が大分変ってしまったと思う。
自分も考え方が結構変わった。根本から変わったみたいなね・・・。
どのようにとはここでは割愛するけど、やっぱり生き方とか考え方とかかねえ。
で、この「赤い疑惑」は多分、今なら作られないと思う。
脚本の時点ではじかれると思うね。思想とはまったく違う上っ面の話なんだけど、
簡単に言うと、放射能を扱う事故で山口百恵が白血病に!?みたいな話なんで
今では、これから先もこの手の脚本はタブーになる可能性がある。