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教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ピック事情

2015-07-07 | 音楽的アドバイス

ピックなんですが・・・。

弦と同じで一生、今より良いものを・・・と探し続けることでしょう。

弦はここのところ、フェンダー製、ニッケルのラウンドワウンドに落ち着いて

いますが、ピックも楽器屋さんに行くとチェックして常に探しています。

 

初めはティアドロップタイプをずっと使っていて、その後三角形のやつに代わって、

主にジムダンロップの0.6~0.73、他のメーカーの0.8とか、ベースにしては

やや薄めかなと言うタイプを好んで使ってきたんですが、それは少ししなるくらいが

弾き易いという理由なんですが、1ミリ以上だとほとんどしならないので、ちょっと

弾きにくいんでね。

硬いピックの方が音はガッツがあっていいんだけど・・・。

形も三角形でも、鋭角なやつでないとダメなんだ。丸っこいタイプは弾きにくい。

ほんのコンマ何ミリの曲線の違いなんだけど、直線に近いほうがいいみたい。

 

んで、それは好きなのを選べばいいんだけど、歳を取ってくるとですねえ、

ピックが滑るんですよ、手が乾燥しているから。

もともとあまり汗でベタベタににはならないタイプなんだけど、歳を重ねる

につれてさらにカサカサに・・・(苦笑

 

ピックに貼る滑り止めのシールとか、始めから滑り止め加工されているやつとか

色々あるんだけど、微妙にしっくりくるやつがなくて・・・。

 

滑り止めシールはやはりはがれてくるね、時間が経つと。

滑り止め加工は、その面積が広すぎる場合が多い。弦に触れる部分まで

その加工が施されているとそこで弦が引っかかるんだよね、ほんの一瞬だけど。

ほんと、凄く残念!ザラザラのやつとか凄くいいんだけど・・・。

 

で、自分でパンチで穴を開けて滑りにくく加工してみた!随分昔だけど。

まあ、いい感じだね。とりあえずは。本当はナイロンとかウルティムとかの

割れにくくねばる素材で、真ん中にザラザラ加工がされていて、鋭角な三角形で、

ややしなる厚さだと最高なんだけど、どうも販売されていないんでね。

上2枚は、市販されているやつに自分でパンチで穴を空けたやつね。

下の左側はいい感じだったんだけど、まだ滑り止め加工が甘かったんで、結局

自分で穴を空けた。右側は始めから穴が空いているやつなんだけど、穴が

小さすぎてあまり滑り止めにならん(苦笑)。

う~ん、帯に短し襷に長しってやつだな。

 

そんなことを憂いている昨今、穴が空いているやつが増えてきたね。

昔はそんなのなかったよね。カッターなどで傷をつけるって手もあったけど、

その作業が危ないしね。

ここ数年、滑り止め加工のピックが多くなってきて、さらに穴が空いているやつが

目立ってきた。特許取って置けばよかった(笑)。

これは音楽家の年齢が上がってきたのか、はたまた若い人たちも乾いて来て

いるのか・・・。

 

ちなみに一回でも滑り止め加工のされたピックを使ってしまうと、戻るのが難しい

から気をつけよう(笑)。