ピックなんですが・・・。
弦と同じで一生、今より良いものを・・・と探し続けることでしょう。
弦はここのところ、フェンダー製、ニッケルのラウンドワウンドに落ち着いて
いますが、ピックも楽器屋さんに行くとチェックして常に探しています。
初めはティアドロップタイプをずっと使っていて、その後三角形のやつに代わって、
主にジムダンロップの0.6~0.73、他のメーカーの0.8とか、ベースにしては
やや薄めかなと言うタイプを好んで使ってきたんですが、それは少ししなるくらいが
弾き易いという理由なんですが、1ミリ以上だとほとんどしならないので、ちょっと
弾きにくいんでね。
硬いピックの方が音はガッツがあっていいんだけど・・・。
形も三角形でも、鋭角なやつでないとダメなんだ。丸っこいタイプは弾きにくい。
ほんのコンマ何ミリの曲線の違いなんだけど、直線に近いほうがいいみたい。
んで、それは好きなのを選べばいいんだけど、歳を取ってくるとですねえ、
ピックが滑るんですよ、手が乾燥しているから。
もともとあまり汗でベタベタににはならないタイプなんだけど、歳を重ねる
につれてさらにカサカサに・・・(苦笑
ピックに貼る滑り止めのシールとか、始めから滑り止め加工されているやつとか
色々あるんだけど、微妙にしっくりくるやつがなくて・・・。
滑り止めシールはやはりはがれてくるね、時間が経つと。
滑り止め加工は、その面積が広すぎる場合が多い。弦に触れる部分まで
その加工が施されているとそこで弦が引っかかるんだよね、ほんの一瞬だけど。
ほんと、凄く残念!ザラザラのやつとか凄くいいんだけど・・・。
で、自分でパンチで穴を開けて滑りにくく加工してみた!随分昔だけど。
まあ、いい感じだね。とりあえずは。本当はナイロンとかウルティムとかの
割れにくくねばる素材で、真ん中にザラザラ加工がされていて、鋭角な三角形で、
ややしなる厚さだと最高なんだけど、どうも販売されていないんでね。
上2枚は、市販されているやつに自分でパンチで穴を空けたやつね。
下の左側はいい感じだったんだけど、まだ滑り止め加工が甘かったんで、結局
自分で穴を空けた。右側は始めから穴が空いているやつなんだけど、穴が
小さすぎてあまり滑り止めにならん(苦笑)。
う~ん、帯に短し襷に長しってやつだな。
そんなことを憂いている昨今、穴が空いているやつが増えてきたね。
昔はそんなのなかったよね。カッターなどで傷をつけるって手もあったけど、
その作業が危ないしね。
ここ数年、滑り止め加工のピックが多くなってきて、さらに穴が空いているやつが
目立ってきた。特許取って置けばよかった(笑)。
これは音楽家の年齢が上がってきたのか、はたまた若い人たちも乾いて来て
いるのか・・・。
ちなみに一回でも滑り止め加工のされたピックを使ってしまうと、戻るのが難しい
から気をつけよう(笑)。