もちろん心躍るハードロック系も大好きなんですが、やはり歌ものが
一番好きなんですね。
リフはかっこいいけど、歌メロはあまりよくわからん・・・ってのは惜しいって
思うよね。
あと長すぎるやつね。正直に言っちゃうけど、アビーロードのB面ってあんまり
好みじゃないんだよ。いやーこれはかなりの暴言だとはわかっているんですが、
本当に個人的な好みを言ってしまえば、3分で終わる上質なポップスが好き。
あるいはチープトリックみたいなパワーポップが好き。
アビーロードのアイ・ウォント・ユーも自分がジョンだったら最後はもっと短く
するな(苦笑
よってプログレもあんまり。イエスもUKもEL&Pもラッシュもピンクフロイドも
有名なレコードは聴いて、すげぇ!ってなったけど、それ以上あんまり
聞かないんだな・・・。まあ、キングクリムゾンのファーストのB面の鳥の
さえずり以外はすごくいいと思うけどね(笑)。
イン・ザ・デッド・オブ・ナイトもあと半分の長さならな(笑)。
いや、3分で終わる変拍子もありがたみがないな・・・。
どうやら飽きっぽいらしい。
さて、以前もKISSがいいだの、ベイ・シティ・ローラーズがいいだの
ウイングスだ、スージー・クアトロだ、エアロスミスだ・・・いろいろ何回か
書いたわけだけど、まあ、それは有名バンドだし、わかるだろうけど、
ローラーズの頃はね、この手のバンドがすごくたくさん出てきて、人気も
すごくあったのね。でもまあ、今は完全に忘れ去られているわけだけど、
当時から曲がすごく良くて、今も聞いてみたいなあ・・・と思って調べたところ
やはりありました!さすが、情報社会!
で、やっぱり名曲なんだよ。俺は今でもこういった曲が好きだし、探して
いる部分もあるんだな。
みんな、感想として一様に「懐かしい!名曲です」ってコメントしているところが
物語ってると思うんだけど、メロディが秀逸で胸キュンすると言うか、忘れていても
ハーモニーやメロディで一気に当時に戻らせてくれるというか・・・。
今のダンス系音楽はどうなのかな・・・。メロやハーモニーが印象的ならどんな
ジャンルでもいいと思うんだけど。
パット・マグリン。有名だよね、知ってるでしょう?そうそうベイ・シティ・ローラーズの
イアン・ミッチェルの後に入ったメンバーね。”恋のゲーム”までいたんだけど、人気出た
んで、やはりソロにさせられて、一儲けの道具にさせられたわけね(笑)。
でもこデビュー曲が凄くいい。カバーらしいけど、Bメロの3小節目のコードがメジャーに
行くところとかオシャレだよねえ。途中のブレイクとか、最後のシンコペの繰り返しとか
当時はかっこよく聞こえたなあ。今でもだけど。全体にウキウキしていていいよね。
貴重な演奏している(動いている)映像だ。もちろん本当に演奏はしていないけど。
さて、ちょっとだけマニアックに行くよ。って言っても当時は大人気だったわけだけど。
たぶんチョコレートのキットカットのCMに出ていた気がするけど、思い違いだったら
ごめんなさい。
これも貴重な演奏映像だ!これもAメロの2小節目がメジャーのコード進行がオシャレ。
Bメロはビーチ・ボーイズみたいな転調とコーラスだな。当時はそんなこと思いも
しなかったけど。
このデビィットキャシディ似のリードボーカルと、ずうとるびの新井君みたいなギター、
ジョン&パンチみたいなリズム隊のメンバー名は知らない。
この曲もヒットして、この辺は本当にミラクルな曲が多かったと思うよ。
これまた有名なローラーズに在籍していた、イアン・ミッチェルですが、
名盤”青春に捧げるメロディ”を最後に脱退して新しく作ったバンドがこれ。
もちろん大人の事情で大人の介入で作ったとは思われるわけだけど。
バンド名がね、”ロゼッタ・ストーン”。確かエジプト(?)だかどこかにある石に
描かれている絵文字のこと・・・だったか、どうだかこれまた自信がないんだけど、
日本で当時、ロゼッタストーンと言うと、化粧品なんだよな。洗顔パスタみたいな。
で、この写真は違うけど、デビュー曲が、クリームの”サンシャイン・ラブ”。
当時はクリームを知らなくてねえ。知ってたかもしれないけど、曲は知らなくて、
なんとこの曲を聞いたのは、イアン・ミッチェルバージョンが初めてなんだよ(笑)。
あの曲を大胆な16分のアレンジに変えて、シンセなんかも入っちゃって凄いことに
なってるんだけど、まあ、もし今なら怒られていたかもね(笑)。
でもなかなかかっこいいと思うし、元がいい曲なんで、当時は”すげぇ、かっこいいじゃん!”
って思ったよ。ちなみに写真では左下、映像は左のファイヤーバードを弾いてるのが
イアン。
ま、このほかにもフリント・ロックとか色々いたと思うんだけど、さすがにそこまでは
詳しくないんで、この辺で。
ちなみに、時系列的に言うと、この辺は1976~1979頃。同時期には同じく
イギリスからセックスピストルズなどのロンドンパンクが出てきていたね。
そのあとはポリスやジャムなどのニューウエイブなんかが出てくる。
日本ではYMOとかテクノなんかが人気が出てくる。
同じく日本で言うと、ピンクレディの3枚目のシングル”カルメン77”が
まさに1977年なんで、同時期にローラーズの”恋のゲーム”や
KISSの”ラウ・ガン”などがピンク・レディなどとともに少年少女の心を
つかんでいたと思われる。ランナウェイズの”チェリー・ボンブ”も大体
その頃か、ちょい後だったかな。