バンドをやっているとソロイストとは違って、メンバー間の
問題ってのが出てくるよね。
ま、とりあえず普段から仲がよければ越したことはないと思う。
いい音楽を作るのに仲の良さは関係ないと言う意見もあるかも
知れないけど、個人的には気に食わないやつのアイディアなんか
弾いてやるもんかって一瞬思って、いや、大人げないなって考え
直すだろうからストレスたまりそうでそれはイヤだな(笑)。
でまあ、バンド運営にはいろいろあるだろうけど、例えば、他の
メンバーから演奏を指示された場合。
つまり「ここはこう弾いてくれ」ってやつね。
個人的にはよっぽど多くなければ、全然気にならない。
プライドもない。音楽的に疑問がなければノープロブレム。
たまに少しの指示でも極端にイヤがる人もいるけど、性格の問題かね?
さすがによほど根本から覆されると、受け入れられないけどね。
例えば俺の場合なら「全編スラップでお願い」とか「ベースは胸の
位置に構えて親指で弾かなきゃダメだ」とか「ルート以外弾くな」とか
言われたら、じゃあ、他の人を探してくださいってことになるんだけど、
「ここはユニゾンで」とか「テンションの音を弾いて」とか「ここは弾くな」とか
「弾いてくれ」とか、アレンジ上の指示なら問題ないし歓迎だよね。
また、さきほどプライドもない、と書いたけど(笑)、まあ、正確には
自分がこだわっている以外はプライドがないってことなんだけど、
例えば、自信がないフレーズとかあるとすぐメンバーに聞いちゃう(笑)。
自分より優れた人に聞いた方が正解な場合はもうそれで解決ね(笑)。
音楽とかバンドは競争じゃないから、得意な部分と不得意な部分が
あってもメンバー同士で補えあえばいいやね。
結局、自分がすべて正しいと思っていると自分が苦しくなる場合も
あるから、「?」がついたら周りに聞いちゃった方が建設的だよね。
あともう一つ、重要なのは「支障がないなら放っておけ」ってのも
あるな(笑)。
つまり、「ちょっと違うかも・・・」と思っても実質大した事柄でないなら、
音楽的に支障がないなら、好みの問題・・・などだったら、気にすんなって
ことね。
どうしたって100%自分の思い通りにはならないんだ。
全部思い通りにしたければお金を払って仕事としてやってもらうのが
いい。
さて、良いメンバーとはどういうことか。
色々な要素があることはもちろんだけど、一つ言えるのは(個人的に
なるけど)、「放っておける」ってもあるかもしれない。
つまりどういう演奏をしているか、自分が心配して常にチェックしなくても
放っておいても、彼なら大丈夫だろうって思える人間。
まあ、たまにはチェックするだろうけど、それはバンド全体が基本的に
やらなければいけないことだからね。
必要以上に耳をそばだてなくても大丈夫だと思える人間はやはり
楽だと思う。
また、何もヘタだから常にチェックしなければいけないとも限らない。
逆にうますぎても大変かもしれない。割と天才的なプレーヤーに
多いのが、和を乱す(ように聞こえる)演奏が刺激的で楽しい、と
思う傾向が大きい場合、しっかり聞いていないとバンド演奏全体が
崩壊しかねないので、急にそういう演奏をし出した場合、べースの
立場としてはよりベーシックな音選び、リズム選びに寄って行かなければ
ならない。
この辺もプレーヤーの意識や認識次第になるけど、あまり過ぎると
頻繁にチェックしていなければならないので、やや面倒でもある(笑)。
今回はこの辺で。
この問題は奥が深くまだまだたくさんあるのでまた書くよ~!