つぶ★ドルの話アゲインですが、当日はミュージカルやって歌も歌うわけで、相当な
練習量、集中力を要したと思いますね。セリフはもちろん、歌詞も覚えなければ
いけないからね。特にアニソンなんかちょっとずつ変わっているんで覚えにくい
だろうし。
サビくらい全部同じでいいじゃんねえ(笑)。
凄いですよ、立派だなと思いました!
さて、ミュージカルの方は専門外なんでわからないんだけど、バンドでね、歌うことに
なったときは、おそらく初めは、まあ楽しそうだな、くらいで臨んだんじゃないかと
思うんだけど(違ったらごめんね)、いざやってみたら意外と面倒だな、大変だな・・・と
思い直したかもしれない(苦笑
カラオケ音源に合わせて歌うのとはわけが違うし、生ドラムで歌うのは結構声量も
必要とするからね。
やはり自分の声をしっかりマイクに載せるように歌い、できれば腹から声を出して
力強い声を発しないといけないと思う。綺麗なカラオケ音源と違って、生演奏と
言うのはラフでもあり、バランスが素晴らしいわけでもなく(そのように努めてはいるが)
まさに”生きている音”が飛んでくる。それに融合し、一緒にグルーヴを出して
一緒に完成させていく気持ちで歌ってほしい。
”カラオケ音源に乗る”のではなく、”一緒に完成させる意識”が大事かなと思うな。
まあ、アニソンなんで正直、楽器隊も結構大変で、涼しい顔をしつつ、水面下では
必死に足をばたつかせている白鳥のような感じだったんですが(笑)、初めのころに
自分がVo隊に言ったのは、”声をしっかり出すこと”、”音程を全部把握すること”、
それと”リズムを合わせること”をよく言った。
まあ、初めの二つはわかりやすいとして、最後の”リズム”ね、これ結構いい加減に
歌っている人も多いかなと思う。
カラオケ音源なら大丈夫だけど、生演奏だと演奏隊も歌を聴きながら演奏している
場合が多いから、歌もしっかりリズムに乗ってくれないとややもすると引っ張られる
こともある。
また、複数で歌う場合になるともっと顕著で、一人一人が微妙にズレていると
やはりかっこ悪いし、また交互に歌うようなパートがある曲だと、そこもしっかり
合わせないとバラバラで素人臭い感じになっちゃうからね。
バンドと言うのは、”音源”と違っていつも同じテンポで演奏できるとは限らない。
それでもドラムのドラッチはリズムに関しては相当正確な方で曲中で狂うことは
滅多にないのでまだいいけど、それでもCDとは多少は違う時もあるかもしれない。
その際に脳内で鳴っているテンポで歌ってはダメで、やはりドラムに合わせて、
ドラムに乗っかって歌ってほしい。
このようなことを始めのころは、それほどやかましくならないように(笑)、言っていた。
それでも自分は結構アバウトな方なんで、最低限出来ていればもういいかなって
感じだったんだけど、うちにはもう一人、鬼のバンマス、鬼の副長がいるからねえ(笑)。
彼はずいぶん熱心に色々アドバイスをしてくれていたね。
自分はちょっと個人主義なところがあるのかどうかわからないけど、もしヘタッピな
娘がいても、恥をかくのはその娘だけ、自己責任なんじゃないのって考えちゃうところが
あるんだけど、鬼のバンマスはしっかり全体のクオエリティを考えて高みに持って行って
くれたと思いますね。
つぶ★バンで歌った娘たちは、多少歌うことに対しての意識が変わったかもなあって
思う今日この頃。そしてずいぶん上達したと思います。
センターに立つ人は、それだけでも人と違ったオーラみたいなものも必要なんで、
テクニックだけじゃないとは思うけどね。それでもまずは最低限のクオリティは保って
いたいよね。