T☆ROCKS:TOSHI
小田急相模原ライブハウス
<T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。
音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの
「教えて!TOSHIさん」も更新中!
t-rocks@jcom.home.ne.jp
たまにちょっとした誤解(?)と思っている行為の一つに、「マイクの位置」を
動かしても、どこでも同じだと思っている人がいる。
もちろん、フロントの3本のモニター環境をほぼ同じにする場合もある。
ただ、大体は「そこに立っている人が一番よく聞こえるように」モニター環境を
作る場合が多い。
全員が歌う場合、上手のマイクには上手のモニターから一番大きく声を
返し、センターからはほどほど、下手からもほどほどに返す。
同じく下手は下手のモニターから一番大きく、その他はそれよりは小さめに
返すことによって、自分の声が一番大きく、その他は少し小さめに聞こえる
ようにしている。
なので、それを動かして、上手のマイクを下手などに持っていくとあまり良い
環境にならない場合がある。
たまにメンバーの立ち位置がステージ内で変わると言うことで、自分のマイクを持って
その位置まで行ってしまう場合があるけど、それは出来ればやめた方がいい。
PA卓で気づけば、その立ち位置で良く聞こえるように調整することも可能だけど、
後付けなので、良い環境に出来ない場合もあるし、気づかない場合もある。
「人間に向かって」モニターがついてくるわけではなく、「任意の位置に置いてある
マイクに向かってモニター環境が構築されている」ので、立ち位置がガラっと変わる場合は
マイクは持って行かないで、「そこに立っているマイクを使う」のがベターだと思う。
まあ、ライブハウスによっては、「どのマイクも同じ設定」のところもあるかも
知れないけど、それは、小さめのステージでどこにいてもほぼ同じように聞こえる
中音の場合はそれほど神経質にならなくてもいいので、同じ設定にしてあるのかも
知れない。