リング
映画はレンタルばかりですが適当に観てます。
洋画の方が多いです。7:3か8:2くらいかなー。
あまり触手が動かないのは青春物とかパロディ物、
裁判所が舞台みたいな難しそうな物(笑)、暴力が
過ぎる物、性犯罪を扱ったもの・・・なんかですかね。
「ザ・リング」1998年1月公開。
ホラー物はローズマリーの赤ちゃん、エクソシスト、サスペリア、
オーメン、ドラキュラ等の洋画ホラーしか観たことなかったし、あの辺の
雰囲気が好きで特に教会とか神父とか悪魔とか魔女とか悪魔祓いとか
そういった日本にないキーワードが子供の頃は不気味で良かったですね。
日本だと四谷怪談とか番町皿屋敷とか妖怪大戦争とか百物語とか
割とお江戸方面に行くよね(笑)。
ま、それはそれで好きですが。
で、この「リング」。
いやー、当時ぶったまげましたねー。
何も予備知識もなく観たのが良かったと思うんだけど、全体を
覆う日本の古い時代の得体のしれない怖さ、呪いのビデオの
出来の良さ、映画史上に残るエンディング!(笑)。
いや、このエンディングは世界の映画史上でも残るでしょ。
そうね、50くらいの中には残る・・・いや100くらいなら残るかな。
個人的には猿の惑星の自由の女神のエンディングくらい驚いたんだけど。
あるいはシックス・センスのブルース・ウイルスのエンディングくらい(笑)。
もちろんその後のリング関連はほぼ観た。ハリウッド版も。
でもやっぱり1が一番良いですね。
そしてまたまた忘れたころにやらかすリングリバイバル。
今度は「リバース」だそうだ。
まさか酔っぱらった貞子が・・・。
間奏、いや感想としては、ん~・・・がんばったけどエンディングが
弱いかなあ。1みたいにこっちの予想の遥か斜め上を行くみたいのが
来るかと思ったんだけど、そうでもなく。想定内。
そもそもの原因もいかにもアメリカっぽくて面白味もないし途中でばれる。
こんなのを観ているかと思いきや、180度違うのも観てたりもするんですよ。
これの一個前に借りたのは1968年公開、吉永小百合主演の「あゝひめゆりの塔」。
単なる悲劇だけにとどまらずとても良い作品でした。
戦争物は最近は割と背景に興味があるのでたまに観るんだけど、いたずらに
リアルな描写にこだわったりするとね、そこをリアルにする必要はあまり
ないんだよなあって感じで観るのがつらくなるときがあってそれは興ざめ
ですね。映画好きの知人も言っていましたが。そこは想像させる方が
より悲劇的だぞ、と。確かに。
こんなのも観ました。「バタリオン」。
第一次世界大戦中のドイツ軍に対するロシア軍の女性軍隊のお話。実話に基づく。
まあ、悪くはないけど特におすすめでもないかな。