ユーチューブを寝る前に見るのが好きでして。
やはり音楽関係、ベース動画、機材関係、それから動物もの、
昆虫系、サイエンス系、ホラー系、格闘技系、占い系、
最近はお笑いも好きで見てます。
サンドウィッチマン、バイきんぐ、タイムマシーン3号、ミラクルひかる
なんかが面白いですねー。
で、そんなものを見ていると”日本エレキテル連合”なんてのも出てくる
ようになってしまいまして(笑)。
かなり作りこんでのなりきりネタが多く、いろんなキャラをロバートの
秋山のごとく演じています。
ちなみにロバートの秋山は個人的にはツボらない。
友近もそう。とんねるずの木梨も同じ。
で、エレキテルはそんなに見てはいないのですが、こんなのが出てきまして。
もうね、”火炎瓶”って今のTVじゃ放送禁止ワードなんじゃないかってくらい(笑)
時代錯誤も甚だしいのですが、このミュージックビデオも1970年前後でしょって
感じの作りで最高に面白い。
題名からも想像の付く通り、学生運動から革マル派や連合赤軍などの左翼運動に
関係してる(であろう)貧乏な若者二人の物語なんだけど、まあ、かぐや姫の
神田川とか赤ちょうちん的な世界。
安い下宿、銭湯、質屋、極貧生活・・・みたいな。
そこへ火炎瓶が出てくるんでおかしな方向へ行き、山崎ハコとか森田童子っぽい
くら~いところも出てくる感じ(笑)。
驚くのはこれを50歳以上の人が作ってるならまだわかるけど、若い二人が
(いくら他にもブレインはいるにせよ)作って立派に世界観を出しちゃってる
ところ。あの時代の空気に接していないはずなのに。
かくいう自分だって、連合赤軍のあさま山荘事件のときは小学校3年生あたりだ。
毎日学校から帰ってくると”3時のあなた”とかのワイドショーで生放送してた。
ラストの(?)大きな鉄球をクレーンでぶつけて破壊するところは圧巻だった。
映画史に残るラストだよねって錯覚してしまうくらいの衝撃。
まあ、当時は背景は何もわからなかったけどね。
左翼団体とかもよくわからなかったし主義なんて子供にわかるはずもない。
しかしなんでああ言う団体はリンチや内ゲバおこすんだろうね。
やはり武力革命するような連中だからなのだろうか?
それにしてもこのミュージックビデオの男性、”けんいち”は決して
TOSHIさんではありません(笑)。
ベルボトムはあってるけどゲバ棒は持ってない。