人影もまばらとなりし山里に
さやさやと揺(ゆ)る早苗やさしき
降りしきる雨、時折篠突く雨、雨、雨・・・。
青い空、白い雲が待ち遠しいこの頃ですが、皆様にはお変わりございませんか。
いよいよ文月ですね。いつも思うのですが陰暦の和名はいいですねえ。
語源は、七夕さまに、歌や文字を短冊に書いて竹笹に飾る行事【文披月・ふみひらづき】から来ているとか。他にも色々あるようですが。多少なりとも、文字を書く私にとっては「文」は好きな言葉です。古文などにも「文したため・・・」なんてあります。ロマンチックですね。
最近は、硯で墨を磨ることは少なくなりましたが、私の筆記具としては、いわゆる筆ペンは日常的に使っています。頻度としては次に万年筆、そしてボールペンというところです。
今のようにEメールなぞ無いときには、ほとんど葉書や封書を筆ペンで認(したた)めていました。私が故人となりましたら、yo-サンの文展なんてされるかもね。(w)
いと恥ずかしきことなり。なーんちゃって。
閑話休題
忙中閑あり、なんてカッコいいものではないのですが、先月末少しばかり旅人してきました。画像は越中五箇山の合掌集落辺りです。
デジカメ持参しましたが、カメラに気をとられていますと、本当の感動が失われそうで、心のフィルムにしっかり焼き付けてきました。
いつぞや記しました「旅のための旅」と言うには些か気が引けますが、やや近いです。
しかし、旅はいいですねえ。いつものことながら人生の旅路と重ね合わせて「今を生きて」いる私です。
週明けから、日程が込み合ってきました。面接、講演、研修、講座・・・と続きます。何だかんだいいながら、雀百まで何とやら・・・です。
まずはこの辺で。向暑の砌どうぞ皆様お身体たいせつに。ごきげんよう。