コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

師走は・・・

2017-12-29 | Weblog


書いて字のように、昔から「師が走る」などと言うことを、何となく語源と思っている。でも、よく考えてみると、あまり説得力がない気がする。
以前にも記したことがあるが、私は「仕果す」(しはたす)から来たという説の方が納得できる。暮れ、12月には全て仕果しておかなければならないという、如何にも日本人的な発想に思えるからである。
とは言うものの、大人になってからの自分は、仕果せた年なんてなかった。毎年、あれもこれも積み残して年が明けてしまう。せねばならないことが多過ぎるのだが、内心気分がよくないのである。
昨夜なども賀状を書き終えて、床に就いたのは明け方であった。布団の中でふと、眠っている間に小人さんたちが来てくれて、家の中のあれこれを全部してくれてあったら、なんて思った。当然、やや遅めの起床。家の中は昨夜と何も変わらずの荒れ放題、散らかし放題である。書斎の中を動くのは当に白鳥の湖??である。

という訳で、上下の画像をご覧あそばせ。50人ものご婦人方の助っ人参上である。羨ましい限りである。せめて5人、いや1人でも仕事人参上とあらば大感激だが。慢性的人手不足のyoーサン家


閑話休題
仏教王国・福井、真宗王国と言った方がよいかも知れない。ご法義繁盛の地である。しかしながら、今日的には必ずしもそうとは言えず、先細りの予感がしている。伝統行事、セレモニーとして形骸化して行きそうである。
上の2枚の画像につづいて下の画像である。地元新聞さんにはいつも何か真宗関連のニュースが掲載されている。さすが・・・。






先日、お手次寺の坊守さんより来年のカレンダーが届いた。真宗教団連合(真宗10派)の作成によるものである。謂わば、今年から来年へのご法義のバトンタッチである。





【言葉は少し難しそうですが、絵柄は素敵です。ホントは言葉もやさしく出来たらいいのにねッ。ええっと、まだまだお仕事、お仕事。因果なことですねぇ。】
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聖夜にありて

2017-12-24 | Weblog
  (シャコバサボテン「ガーデニング花図鑑」より借用)

ふと、本当に、ふと思い出した

  蕾そろうシャコバサボテンの鉢を置く聖夜にありて想う人あり  鳥海昭子

あのラジオ深夜便の歌人・鳥海さん逝って、もう10数年にもなるのだが・・・。
奇を衒わなくて、淡々と日常身辺の出来事やご自分の思いを詠まれた方である。
私には鳥海昭子論を語るほどのものは何もないが、時折「ふと」思い出す歌人であり歌である。

   私にも想う人などあれかしと思いています今日は聖夜      これは即興詩人yoーサンの駄作・あははです。

他に、こんな歌もある。

   五十年経てなお慕う人があり スノードロップの淡いため息    もちろん、鳥海さんのお歌。

ついでに、鳥海さんのこんなお歌もひとつ、

   どうにもならない今生であり旅人の私に犬がついてくる

鳥海さんの心境が偲ばれて止まない。

という訳で今宵はこれにて。
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ちょっとうれしい お便り

2017-12-09 | Weblog


師走も早や上旬が過ぎようとしている。この数日の寒さに加えて、積もり積った疲れがなかなか癒えず内科受診した。Drは「過労とストレスでは」と言ってニヤッと。まあ、そのように自己診断してはいたのだが、親しいDrから改めてそう言われると何だか納得する。私も時々彼の診療の悩みを聴きながら受診する。私で今日の診療の最終患者なのでDrもホッとするのかも。

帰宅すると1通の手紙が!? 少し早いXmasカードかしら?と思いつつ開封。
ああ、そうっだた。先日電話で「ささやかな忘年会を」なんてお誘いを受けていた。きっと、忘れっぽくなったyoサンのために、一筆書いて下さったのである。
参加者は長年、研修や講演にお呼び頂いている、ある組織のスタッフさんたちで、共感力のあるベストメンバーである。

このお便りに付いているホログラムを組み立てると、こんな可愛いサンタさんが現れる仕掛け。ちょっとうれしいお便りかな。
それから、いつも気にかけて下さる陸奥の友からの、ホッと温か「お見舞いメール」も着信していた。今日はこの二つの特効薬で生き返り候。


今宵はこれにて。カウンセラーの成れの果てのyoーサンでした。ちょっと自虐的かしら・・・。

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師走入り

2017-12-03 | Weblog
カレンダーも1枚きり、今年も師走となった。ただそれだけで心せわしい。



先日来、新聞には永平寺の冬準備の写真がつづく。初冬の風物詩であるが、これから本格的な冬に向かうと思うと憂鬱なyoーサンである。



もともと寒いのは好きではない。子どもの頃は雪が降ると何となく嬉しかったが、大人になると雪は億劫なことばかりをもたらす。
この数日、ご近所さんは皆、車のタイヤを冬用に替えはじめた。油圧ジャッキや電動レンチなどを備えている家もある。そのような風景を見ると気が焦る。
一昔前まではタイヤ交換ぐらい自分でしたが、今は全て友人のモータースさんにお願いしている。お金もかかるが、まずはプロだから安心、空気圧などもしっかりチェックしてもらえる。ホンネを言わば、もう体力がないからだ。

晩年は気候温暖な地に終の棲家をと思い続けてきたが、未だ見つからず・・・。
以前、南国の知人が「こちらへ如何ですか。yoーサンならきっと素敵な出逢いが待っているかも」なんてチョイ嬉しいことを言ってくれた。

まあ、彼にも会いたいし一度、彼(か)の地へと思い、旅程を組み新幹線のチケットも購入したが、のっぴきならない用事が起きて行けなかった。そしてまた時だけが過ぎていった。

この数日、少しアクシデントで疲労困憊だった。まあ、気分直しに、由無しことを記した。
久々にまた、金子由香利さんの歌(クリックしてみて)を聴きながら、今宵はこれにて。




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