遅ればせながら、まずは震災お見舞いのメッセージやお手紙を頂戴致しまして誠にどうも有難うございました。心より厚く御礼を申し上げます。久々の大揺れには驚きましたが、私宅は棚から牡丹餅じゃなくて、物が落ちた程度で無事過ごしております。
しかしながら、能登各地には知人友人もあり心痛むこの頃です。私も嘗ての福井大震災を経験しておりますので、その過酷な状況は筆舌に尽くし難いものがあります。1日も早い復旧を念じることしきりのこの頃です。
さて、身辺あれこれとあって本通信も書きかけては中断する有様でした。昨年は殊の外残暑が厳しく、秋らしい季節感がないままに冬を迎えてしまいました。少しばかり近況・心境を。
季(とき)は徐に移りて。
銀杏並木の枯れ葉が散ると、北陸路は間もなく雪に見舞われる。
今冬は暖冬の予報だったが、地域的には警報級の降雪とのことである。
近年、概ね天気予報が当たる。師走も半ば頃、夜半の冷え込みに目覚めて窓の障子を開けると粉雪が舞っていた。翌朝は案の定、降り積もっていた。
雪は道路を一変させる。
日々の生活は何かと不自由になる。公共交通が便利ではないので、一軒当たりの自家用車の所有台数は全国一の土地柄。道路の除雪、或いは渋滞は通勤、買い物、医療受診等に支障を来す。
されど人々は誰も小言を言うこともなく、譲り合い、助け合いながら暮らしている。只管春の訪れを待ちながら。
If Winter comes, can Spring be far behind ? その翻訳の妙に感じ入る。
年明けて2、3度の雪かきはしたが、降雪は続かず道路の雪は消えて、白山に連なる山々は美しく輝き、時折の日差しが心を和ませる。でも、昔から2月の降雪は多い。耳を澄ましても春の女神の足音は聞こえてこない。如月は衣更着(きさらぎ)の異名も。寒いから更に着る。つまり重ね着の月。
お陰様にて体調不良も克服?無事前線復帰しました。勝負服は紺のセミダブルのブレザーです。3着目になりますが、もうこれでラストには違いありません。(恥ずかしながらyoーサンの近影です。病み上がりかしら?)
取り敢えずの更新でした。それでは今宵これにて。ごきげんよう。