ゆく夏の形見と眺む灯篭は
柴山潟の水面に揺蕩う
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の風には心なしか秋の気配がするこの頃です。
長らくのご無沙汰でしたが、皆様にはお変わりございませんか。
私は、今年のお盆は久々に長めの休みをとりました。信州あたりへ行きたかったのですが、急用の時にはすぐに帰れる範囲ということで、近場の加賀温泉郷は片山津、柴山潟畔の出湯の宿で過ごしました。
日常から離れて読書をしたり、依頼されていた原稿を書き上げたり、湖畔を散策したりと・・・という感じでした。
画像は16日夜の柴山潟の灯篭流しです。浮御堂桟橋付近でお船から一斉に流されました。
ケータイで、しかも夜の湖での撮影ですので暗いですが、沢山の小さな紙の灯篭が、恰も自らの意志のごとく対岸へ向かって静かに流れ行く風景は幻想的です。
なぜか1つの灯篭だけが、これもまた意志のように桟橋付近に揺蕩(たゆた)っています。
灯篭流しは、亡き人の魂を送る仏教(的な)行事ですが、この灯篭の魂はこの此岸のふる里への別れを惜しんでいるのでしょうか・・・。
そのようなことを考えながら、しばし仄暗い水面を見つめているyo-サンでした。
いよいよ明日20日から平常に戻ります。
20、21日は福祉施設さんの定例職員研修、22日は南越前町にて地教連さんの人権教育研修、・・・等と出かけることが続きます。
お盆にリフレッシュしたから頑張れそう。
カウンセリング研究会「あのの」の8月例会は25日(土)の午後から、いつものように「ユー・アイ福井」(福井県生活学習館)で開催されます。
内容は7月のコミュニケーション力講座のフォローアップと新講座「親学」について講義(yo-サンのおしゃべり)をさせて頂く予定です。
ご参加大歓迎です。どうぞお気軽にご来場下さいませ。
まずは、この辺で。
どうぞ皆様、季節の変わり目に当たりまして、お身体おいとい下さいますよう心よりお祈り申しております。ごきげんよう。