コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

よい人間関係をつくる1冊!「あのの・・・カウンセリングに学ぶ人間関係」 を読む         読書会のひと時

2019-06-09 | life
どのような展開になるかしら?と思っていた今度の読書会だが、結構楽しく過ごさせて頂いた。何しろ、拙著を読んで、更にその読書感想文をも味わうという不思議の国のアリスじゃない、不思議な雰囲気の私。
皆さん素敵だ。文学少女あり、保育士さんあり、中学校の先生あり・・・、才媛揃い。本当によく読みこんでおられる。著者の私自身が「なるほど、そのような受け止め方ってスゴイ!」と思ったことも。
また、サブテーマの、この感想文を書かれた方は、私の講座に参加されたこともあるのだが、元々カウンセリングマインド豊かな方でもある。私は皆さんのお話を聴かせて頂くという感じだが、恰も一人の会員のような気分だった。1時間があっという間であった。

水上勉さんや、津川節子さんと並んで、yo-サンの著書を読後感に。有難いことであった。



彼女は見事に「その骨子」を書いてくれている。拙著を読み、更にこの感想文を読むと、ストンと胸に落ちること請け合いである。ほんの一部でゴメンナサイ。全て書いてしまうのはいけない。ネタバレと言うもの。(w)

ちょっと案じたものの、無事終了。その後、控室で頂戴したロールケーキもオーレも格別だった。世話人さんから、「この秋には『歎異抄を読む』というテーマを予定していますので、ぜひお願いします。」とのお言葉。秋まで元気でいれるかしら、なんて。明日ありと思う心の・・・しみじみと想ふこの頃のyo-サン。



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一講入魂 & 孫が生まれたらその両親に贈りたい・・・

2019-06-04 | life


講演活動を始めて35年余、若い頃はよく「情熱的に語る」などと、新聞記事にも書かれていた。まさに「燃える命」と言おうか「命の燃焼」的心意気だった。講演内容も「教育問題」が主であった。しかし、この20数年は圧倒的に、より専門的な内容の講義が多くなった。スーパーバイザーとして、専門の領域で話をする。5月もカウンセリング関連での講義が続いた。この画像は「こころの電話」の相談員の方々に対する研修である。相談員の方々は本当に真面目で一生懸命である。他人(ひと)様の、心に関わるお仕事であるから、そうでなくてはならない。私も全身全霊を傾ける。一講入魂である。如何なるご質問にも誠心誠意お答えをさせて頂く。相談員さんの背後には、悩みや問題を抱える沢山の人々があるからだ。この「こころの電話」の開設以来30年間お呼び頂いて来た。当初の相談員さんは、もう、お1人だけになった。お目に掛かると、恰も「戦友」のような気がする。
私自身、この仕事の緊張感が好きだ。頗る充実感が漲る。ふつうの人の8時間を120分に凝縮した密度の高い仕事と自負している。プロはいつも斯くありたいと思う。セミリタイアの身だが、老いてなお「一隅を照らす」yo-サンの心意気である。
<閑話休題>
ちょっと楽しい、いや恥ずかしいかな。こんなこともある。たまにお伺いする、ある読書会さんから、今度は拙著を選ばれて例会を持たれるという。著者を目の前において・・・。世話人さんは「本当に贅沢ですね」なんて。「いやいや、こちらこそ」なんて申しましたが、内心うれし、恥かし。元々shyなyo-サンなので、どうなることやら・・・。

実はこれには訳がある。それは、拙著を読んで下さり「感想文」を書かれた方があった。その文集(テーマ:郷土作家と私)を図書館で目にされた方が是非にyo-サンをと相成った次第である。

拙著を「孫が生まれたら、その両親に・・・」と書いて下さっている。この一文に接すると目頭が熱くなってくるyo-サン。そうです。老いぼれて涙腺がおかしくなってきたのかも。

と言う訳で、なかなか、のんびりとブログ更新する間がなくて。今宵はこれにて。