雲の向こうは、いつも青空 There is always light behind the cloud
ルイーザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott・アメリカの小説家・若草物語等)
我が古さとの山並み。たけくらべ(丈競山)を仰ぐ。<11.Feb.2022>
雲の向こうは、いつも青空
数日来脳裏に浮かんだのがこの言葉だった。私の好きな言葉の一つ。
なぜこの言葉を思い浮かべたのだろうかと自問自答していた。
寒さ厳しく長い雪国。陽は薄く灰色の空を眺めてきたからだろうか等と。
ところが今日は朝から久々の太陽のお出ましだった。やることはあれこれあるのだが、愛車を駆って冬の越路をしばしのドライブに。サンルーフからはまるで春の到来を思わせる青い空が広がる。飛行機で雲海を出ると見事な青空だったことをを思い出した。雲の向こうはいつも青空なんだと何となく思った。
しかしながら、それは単なる自然現象。私がこの言葉を想ったこととはどうも違う。
帰宅して、自分の心を訪ねた。またしても専門分野になるが、いつの間にかフォーカシングをしていた。
静かに自分の心に浮かぶことを手掛かりにして、気になることに焦点を当てていく作業である。
その結果はって?勿論、気づきに到達しましたよ。私流に申せば「気づかされ」た。
ここでその内容を記すことは出来ないので、少し関連性のあることを以下に。
何気なく見たネットで、西日本新聞電子版に「ツタヤ」の優しさという記事があった。
それを概ね転載すると、
>「TSUTAYA(ツタヤ)」で借りたDVDの返却期限が来ていたのだ▼店に電話をかけた。「家族に陽性者が出て返しに行けません」。すると男性店員は「そんなことより、ご自身、ご家族のお体は大丈夫ですか?」。無事だと伝えると「それは何より。返却は先で構いません。延滞料金もいただきませんので。安静を第一に」と気遣ってくれた▼男性は妻の感染判明後、職場に迷惑をかけていないか、などと気落ちしたが、店員の言葉に励まされ、前向きになれたそうだ。つらい時に触れる優しさは、人の心に花を咲かせる。<転載終わり>
であった。ちょっといい話である。
いま身辺色々あって少しばかりしんどい日々を送っている。
終活の一端でもあるのだが、やらねばならないことが多い。
必ずしも私的なことばかりではないので、なおさら厄介なこともある。すべてを常に一人で向き合い解決して行くことはエネルギーの要ることだ。でも黙してやらねばならないこともあるのが人生だろう。
その雲の向こうにはきっと青空がある。いや無くてはならないとの思いに至ったのである。
そのような今日の日。偶然、以前私の主宰する会でご尽力頂いた方からお電話を頂いた。少し話し込んでしまった。その方は「私で出来ることは何なりとさせて下さい。」と言って下さった。先の記事の文中の、
>つらい時に触れる優しさは、人の心に花を咲かせる。
である。話していて目頭が熱くなった。加齢の故か最近涙もろくなっている自分である。
お天気の良い日に傘を貸してくれて、雨の日にはその傘を返せという世知辛いご時世である。
先ほどの電話の方は、やはりこれもご縁というものだろうか。他人(ひと)の情けが身に染みる。
それで、今日はとても「いい日」(11日)だった。おはり・・・マル
ルイーザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott・アメリカの小説家・若草物語等)
我が古さとの山並み。たけくらべ(丈競山)を仰ぐ。<11.Feb.2022>
雲の向こうは、いつも青空
数日来脳裏に浮かんだのがこの言葉だった。私の好きな言葉の一つ。
なぜこの言葉を思い浮かべたのだろうかと自問自答していた。
寒さ厳しく長い雪国。陽は薄く灰色の空を眺めてきたからだろうか等と。
ところが今日は朝から久々の太陽のお出ましだった。やることはあれこれあるのだが、愛車を駆って冬の越路をしばしのドライブに。サンルーフからはまるで春の到来を思わせる青い空が広がる。飛行機で雲海を出ると見事な青空だったことをを思い出した。雲の向こうはいつも青空なんだと何となく思った。
しかしながら、それは単なる自然現象。私がこの言葉を想ったこととはどうも違う。
帰宅して、自分の心を訪ねた。またしても専門分野になるが、いつの間にかフォーカシングをしていた。
静かに自分の心に浮かぶことを手掛かりにして、気になることに焦点を当てていく作業である。
その結果はって?勿論、気づきに到達しましたよ。私流に申せば「気づかされ」た。
ここでその内容を記すことは出来ないので、少し関連性のあることを以下に。
何気なく見たネットで、西日本新聞電子版に「ツタヤ」の優しさという記事があった。
それを概ね転載すると、
>「TSUTAYA(ツタヤ)」で借りたDVDの返却期限が来ていたのだ▼店に電話をかけた。「家族に陽性者が出て返しに行けません」。すると男性店員は「そんなことより、ご自身、ご家族のお体は大丈夫ですか?」。無事だと伝えると「それは何より。返却は先で構いません。延滞料金もいただきませんので。安静を第一に」と気遣ってくれた▼男性は妻の感染判明後、職場に迷惑をかけていないか、などと気落ちしたが、店員の言葉に励まされ、前向きになれたそうだ。つらい時に触れる優しさは、人の心に花を咲かせる。<転載終わり>
であった。ちょっといい話である。
いま身辺色々あって少しばかりしんどい日々を送っている。
終活の一端でもあるのだが、やらねばならないことが多い。
必ずしも私的なことばかりではないので、なおさら厄介なこともある。すべてを常に一人で向き合い解決して行くことはエネルギーの要ることだ。でも黙してやらねばならないこともあるのが人生だろう。
その雲の向こうにはきっと青空がある。いや無くてはならないとの思いに至ったのである。
そのような今日の日。偶然、以前私の主宰する会でご尽力頂いた方からお電話を頂いた。少し話し込んでしまった。その方は「私で出来ることは何なりとさせて下さい。」と言って下さった。先の記事の文中の、
>つらい時に触れる優しさは、人の心に花を咲かせる。
である。話していて目頭が熱くなった。加齢の故か最近涙もろくなっている自分である。
お天気の良い日に傘を貸してくれて、雨の日にはその傘を返せという世知辛いご時世である。
先ほどの電話の方は、やはりこれもご縁というものだろうか。他人(ひと)の情けが身に染みる。
それで、今日はとても「いい日」(11日)だった。おはり・・・マル