(グラスはスーパードライでシツレイします)
越中の宇奈月に住む女性より地ビール届く梅雨入りの午後
啄木の歌の本歌取り、いやいやちょいマネ。
私の啄木講座の中の「啄木をめぐる女性たち」で必ず取り上げる歌が、「石狩の 空知郡の牧場のお嫁さんより送りきしバターかな」である。このお嫁さんはかつて啄木が密かに愛した女性である。
私の、この宇奈月の女性はそのようなロマンチックな物語ではないが、彼女はとても素敵な方である。何度か講演にお呼び頂きお世話になった。彼女は気遣いの出来る優しい方で、折々に心のこもった地元の果物やお菓子などを送って下さる。それは恰も故郷から小包が届くように。
北陸路は今日から梅雨入り、朝から蒸し暑い日だった。少し早目の夕食に地ビールののど越しは格別で元気が出てくるようだ。贈り主のお心遣いがこの上なく嬉しいyoサ-ン。つづきはまた。