星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

蔵の陶器市2012

2012-10-18 23:40:10 | 仙南地区
宮城県村田町で「蔵の陶器市」が19~21日まで開催されています。
今年で12回を迎え、数年前から見に行っています。



今回のテーマ「ほほえみ」です。
54の窯元が作品の出展しています。少し減ったように感じます。









「蔵の結」
みやぎ村田蔵の陶器市は、江戸末期紅花で栄え、当時の栄華を伝える
豪勢な店蔵が、現在では空き店舗となり、その店蔵を現代に活かして
華やかせたいという町有志の働きかけにより始まりました。
現在使用している店蔵・空き店舗は、ほとんどが私有地で、所有者の
ご理解・ご協力のもと借用しております。
 陶器市は、陶器の展示販売だけでなく、町小学生の俳句・川柳を常
夜灯に清書し設置、夕暮れ時に明かりが灯ります。また、町民ボラン
ティアを募り、一緒にこの市を盛り上げています。
 この市をPRし、村田町に来て見ていただくこと、また、後世に伝
えていくことを目的としております。


宮城縣標石・三角標・丸森町

2012-10-18 23:26:29 | 標石
10月15日、三等三角点松掛の標石の北方7.5mのところに
宮城県の三角点があると書きました。

現地にて確認したところお宝の標石でした。
明治32年に宮城縣が設置したものです。
阿武隈川の河川測量に使われた「基標」の補完をする標石と思われます。

宮城縣報によると阿武隈川の丸森町山田から海に至るまで59基の
基標の所在地名が「○○郡○○村大字○○小字○○」のみです。
これを探し当てるのも標石探しの楽しみの一つです。
ここの「松掛」三角標は、丸森町山田に近いこともあり、三角標は150基
以上あることがわかります。


三角標周辺、保護石4個あります。


「三角標」


「宮城縣」


「明治三十二年」


「第百五十號」

三等三角点「松掛」の選点:明治33年4月14日
             観測:明治33年8月28日
となっています。
宮城縣の標石の設置は明治32年です。