星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

宮城縣標石・基標25・柴田町

2012-10-27 23:34:40 | 標石
阿武隈川水系には基標が59基設置されています。
現在まで確認されているところを順次取り上げて行きます。

今回は、第25號です。(宮城縣報の記載事項)
測点番号:基(25)
左右岸:左岸
所在地名:柴田郡槻木村大字舟迫小字土平山根

撮影年月日:2006年8月12日


左は、旧国道4号線(陸羽街道)

右上を国道4号線が走っている
隣りの家との道が国道で遮断されたのでトンネルが設置されている

標石周辺

西:基標

北:明治三十二年

南:宮城縣

東:第二十四號

研磨側面高:38.0cm
研磨側面幅:18.5×18.5cm


船岡駅前星空観察会・再開

2012-10-27 22:46:44 | 
管理人の望遠鏡の保管環境が悪かったため、不具合が出たので、8月28日、
修理のため購入したところへ送っていましたが、ようやく修理か完了し本日
戻って来ました。2ヶ月かかりました。
早速、柴田町内駅前星空観察会を再開しました。
手始めに、船岡駅です。
18時30分から20時30分まで、約20人の方が望遠鏡をのぞいていきました。



観察対象は「月」です。時折雲がかかりましたが・・・。
今夜は、十三夜です。
旧暦八月十五日の月は”中秋の名月”といって、お月見を楽しむのが習わしと
なっています。
しかし、これはもともと中国から伝えられたもので、日本では中秋の名月の見
られる9月頃は、あいにく台風や秋の長雨の季節で名月の見られない”無月”
や”雨月”になることがよくあります。今年も9月30日の中秋の名月は雨で
した。
そこで考えだされたのが、日本独自の中秋の名月からおよそ1ヶ月遅れの旧暦
9月13日の月を”十三夜”とか”後(のち)の月”と呼んで、お月見をする
習わしです。
この十三夜は、たいてい10月になり、この頃になると日本では秋晴れのこと
が多く、「十三夜に曇りなし」と言われるように、美しい月の輝きを鑑賞する
のに一番よいころです。
十三夜の月は、まん丸な満月ではなく、ほんの少し欠けているので、その様は
いかにも日本人好みの風流心をくすぐるものであるかもしれません。
収穫の祭りにも由来するとも言われ、月見だんごのほか枝豆や栗を供えるとこ
ろから「豆名月」や「栗名月」の呼び名があります。十三夜の月は少し欠けて
いて栗のような形にも見えます。
中秋の名月と十三夜の後の月は、どちらも見るのがよく、一方だけを見るのは
「片見月」とか「「片月見」といって縁起が良くないとされています。