星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

柴田町史探訪

2012-10-26 23:19:09 | 之波太:柴田
しばたの郷土館の催しもの、平成24年度は「柴田町史探訪」です。
広報しばた・おしらせ版10月1日号に募集案内がありました。
「柴田町の歴史書である柴田町史を基に学習会を開催します。
日々の暮らしを抜け出し、幕末にタイムスリップしてみませんか。
また、歴史的価値のある建造物などの場所を訪れます。」
講師は、郷土史研究家 日下龍生さん

1回目は、本日(10月26日)の午後、しばたの郷土館で開催されました。
「幕末明治維新の群像」がテーマです。



柴田町で幕末に活躍した人物に焦点を当て、町史に出てくるページや
記念碑等を紹介して話に引き込まれる。
また、登場人物の親子関係、子弟関係の相関図もあり興味深く聴講しました。

次回は、11月16日(金)の午後、「柴田町の文化財」の現地にての
解説であるが、あいにく所用があり欠席です。
残念です。


歴史観光ガイド養成WS

2012-10-26 22:49:45 | 之波太:柴田
昨年度に続き、今年度も歴史観光ガイド養成ワークショップ(WS)に
申し込み本日(10月26日午前)第1回が開催されました。
平成23年度から27年度までの5ヵ年事業の2年度目である。
昨年度に引き続きの参加者も何人かいました。

WSの目的と
”花のまち柴田創世”桜(花)回廊で息づく市街地の新たな賑わいの再生
事業の概要の説明がありました。
ガイド育成も事業の一環であるが、どちらかというと事業について
意見を述べ、計画を取りまとめることが求められているようです。



続いて現地確認が行われました。

観光客が訪れる船岡駅前(サイン等の設置場所等の検討)


船岡駅から白石川堤へ向かうところ
宮城県設置の案内板との調整が必要である


白石川提外地(鷺沼排水路)の環境整備予定地
右は、堤防(一目千本桜の並木)、東北本線、船岡城址公園がある
左は、白石川
四阿、トイレの設置等必要であるが、土留のための
コンクリートの護岸工事は避けたいところです





宮城縣標石・基標24・柴田町

2012-10-26 21:04:05 | 標石
阿武隈川水系には基標が59基設置されています。
現在まで確認されているところを順次取り上げて行きます。
タイトルに基標の番号をいれました。

今回は、第24號です。(宮城縣報の記載事項)
測点番号:基(24)
左右岸:左岸
所在地名:柴田郡槻木村大字入間野小字北中原国道

撮影年月日:2007年9月11日(発見の日)
撮影年月日:2007年9月15日(掘削の日)

管理人のテリトリーである柴田町の標石は、町外の人に先を越されずに見つけな
ければと思って自転車で町内をゆっくりとキョロキョロしながら走っていました。

そんなある日(2007年9月11日)柴田町槻木の旧国道4号線(旧陸羽街道)
沿いの脇(西側)の草むらに少しだけ見えていた石がありました。
大きさ、十字の形、石の色等で宮城縣標石の基標と直感しました。
その時は掘削する道具を持っていませんでした。
(以降、折りたたみスコップや各種小道具をリックサックに詰め込んでいます)



後日(9月15日)、準備万端整えて、八幡神社の参道入口鳥居の近くにある
ことから宮司さんの許可を得て掘削しました。




掘削したところ


西:基標

北:明治三十二年

南:宮城縣

東:第二十四號
研磨側面高:37.0cm
研磨側面幅:18.0×18.0cm
計測、写真撮影後、元通りに埋め戻しています