今回の三等三角点は、名取市にあります。
点名:雷神(らいじん)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35740178001
緯度: 38度09分03.8973秒
経度:140度52分46.5764秒
標高:45.14m
所在地:名取市植松字山69-1
備考:明治31年9月に標石が設置されている。
平成8年7月:低下改埋。
平成23年8月:改測
撮影:2012年7月26日
雷神山古墳入り口
史跡 雷神山古墳
雷神山古墳 案内図
古墳・後円部
古墳・前方部
古墳・後円部、頂部
三角点周辺
【三等三角点(雷神)】表示杭あり、保護石なし
頂部に古墳名のいわれである、雷神の祠、修理中
雷神山古墳 (らいじんやまこふん)
東北最大規模を誇る、前方後円墳です
名取市内中央に位置する愛島丘陵(標高40m)の東端に築造された東北最大の前方後円墳で、
国指定の記念物史跡となっています。
主軸168m、後円部径96m、高さ12m、前方部長さ72m、前端幅96m、高さ6mの3段築成で、
葺石(ふきいし)を伴っています。
前期古墳の特徴から、4世紀末から5世紀初めと推定され、壷形埴輪(つぼがたはにわ)や
壷形土器(つぼがたどき)が出土していることから、かなり広い地域を統治した地方豪族
の首長の墓と考えられています。
「雷神山古墳」という名称は、古墳の頂部に雷神様を祀った祠があり、それにちなんで
名づけられました。
現在、古墳周辺は史跡公園として整備され、市民の方々に親しまれています。
出典:名取市観光物産協会