![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/eb/3272b99611e48abaf0b5d28b59e91807.jpg)
本館では中尊寺金色堂展をしていましたが
中尊寺には行って、確か観た?
記憶が定かではありませんが、中尊寺には行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/8f/705b274da641e1213a8a70579c676f81.jpg)
東京国立博物館本館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ee/3e9aab84f7644321ff184c495cc1c013.jpg)
本館から平成館に行く途中にあった大鯨。
どなたの作品か確かめる余裕もありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/46/f0886bf81c9adf190acc244be5be2b66.jpg)
入り口にあった巨大ポスター
キャッチコピーがいいですね!
始めようか、天才観測
さあ観測に行ってきましょう。
「本阿弥光悦の大宇宙」を
例によって写真撮影禁止ですので、
画像は多くありませんが、光悦の宇宙を
探って行きましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e8/d5147ffa426099617aa4c5da4b7c0fb1.jpg)
最初に本阿弥光悦、その人物像に迫ってみます。
光悦は刀剣鑑定の名門家系の生まれ(1558~1637年)で
光悦自身も優れた目利きの力量を持ち、
徳川将軍家や大名たちに一目置かれる存在でした。
国宝の刀、正宗や
同じ国宝の短刀、備州長船などが展示されていましたが
これらを鑑定したのが、光悦だったのでしょうか?
そしてこの展示の最大のお宝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/46/f0886bf81c9adf190acc244be5be2b66.jpg)
この硯箱
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/67/bab762cb9bf00a2d885e46fd0080a3dc.jpg)
国宝 舟橋蒔絵硯箱
(江戸時代・17世紀)
縦24.2㎝、横22.9㎝、高さ11.8㎝ で
金色の蒔絵に、黒い帯は鉛、その上を立体化された銀板文字が
踊るように散りばめられています。
どのような文字が散りばめられていたのか
源 等 が詠んだ和歌
「東路の佐野の舟橋かけてのみ 思ひわたるを知る人ぞなき」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/a9/5d11c5faaa06a0f135b62d008ccf2292.jpg)
黒い鉛の部分に上の句の文字を入れていますが
中央部に文字が無く、空白になっています。
意図して舟橋を入れなかったようです。
この黒い鉛を張った部分を橋とみなし
舟橋の文字を入れずに、絵で表現しています。
次は光悦の書について・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8d/64a15b6e2c35427be56dfc3b41633f28.jpg)
(これはクリアファイルです)
重要文化財
鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達の絵の上に、光悦の筆がはいった一巻です。
この長い巻が二竿、展示室の天井で揺らいでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ef/331e955a3d71fcdd308ae4aa854a9704.jpg)
飛び渡る鶴の群れを、金銀泥で描いた料紙に
平安時代までの三十六歌仙の和歌を
散らし書きした一巻です。
鶴の上昇と下降、群れの密度に合わせて
字形と字配りを巧みに変化させています。
光悦の書の凄さは、上の線のように見える「し」の文字の
書き始めと書き終わりの細い「命毛」といわれる
筆運びにあります。
また光悦の書は
ひとつの中に、楷書、行書、草書が混ざっている
ものもあります。
このように物事に捕らわれない
表現力は、光悦が信仰していた日蓮の教え
法華経に基づいています。
因習や伝統を壊していくことは
芸術家に必要なことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/83/e3d0038c41c7771a10abc7344111e4b2.jpg)
次は
光悦茶碗ー土の刀剣について・・
口づくりや腰、高台の形はさまざまで、
定型のない個性的な光悦の茶碗。
大胆に箆(へら)削りを残していたり、
ざらざらとした素地の土そのままであったり
一椀一椀、実に表情豊かです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/7a/9012f0ed528c5492f15ee9b3b923eed5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/79/3ab6f48765be0ce6fb3980a68a3dcd42.jpg)
重要文化財
黒楽茶碗 時雨
走り走りの
「本阿弥光悦の大宇宙」でしたが
光悦の芸術は宗教と結びついており
物事に捉われない表現力は
現在の芸術にも通じるものであり、
光悦のマルチな才能に触れて
天才観測は大成功裏に終わりました。
歩き疲れ果てて、それでも渋谷まで移動して
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/77/317fea54166aa97e3e61c59fcf27eea5.jpg)
台湾料理の麗郷へ
ここは大昔の40年も昔に行ったことのあるお店。
あの頃とお味が変わっていなければいいのですが・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/45/c4db81ca1047931e308c6ea465364d5e.jpg)
先ずはこのお店のポピュラーな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b8/1126d1e949b5059b0be0fa540ddd4e82.jpg)
腸詰とシジミ
お味は40年前と少しも変わっていません。感激!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c2/1382c251512a24287afdeee64037ca5e.jpg)
豚肉の角煮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4d/31194fa20fb57c7d18c7dd50cead3300.jpg)
ビーフン炒め(これだけイマイチ)
空芯菜炒めと、アワビの煮物は品切れで残念!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/dd/40347858d288e191c5619ff5d47627a4.jpg)
エビチャーハン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/22/3abd368fb340fa23b8fe3208215b4cc7.jpg)
ちまき
大変美味しく頂きました~
次回に行った時は、人気のバーワンを
オーダーしよう!
次回は、いよいよ箱根です。
今日も来てくださってありがとうございます
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