テニス観戦3日目は
ナイトセッションが始まる6時まで
時間があるので、以前から考えていた茨城県の
板谷波山記念館へ行くことに・・
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朝食はホテルに隣接するサンマルクカフェで
サンマルクホットサンドと珈琲のセットで700円
にしましたよ。バゲットパンがなかなか美味しかった。
来年来た時も、大戸屋とサンマルクカフェの
朝食で決まりだね。
さあ腹ごしらえも済ましていざ
京浜東北線で東京駅まで・・・と
電車に乗り込んだのはいいのですが
優先席の3席を独占して寝ているバカ者若者がいる。
しゃーないなと思いながら
向かいの空いている席に座る。
若者は仰向けに寝ている。
動かない。・・・・もしかして死んでいる?
お腹のあたりをジッと見ると微かに上下しているので
呼吸はしているようだ。
東京駅まで退屈だから、この若者を観察していた。
大きなヘッドホンは頭からずれている。
足は折りたたんで窮屈そうだ。
そろそろ東京駅に着くころに
バカ者の口角が少し上がった・・・・なにー
こいつ夢を見ているな!
それも楽しい・・・・彼女とデートしている?
そのうちに声もあげんばかりに笑い顔になった。
これで目が覚めるか・・・・
ジッと見つめていると、目を開けた。
そして熱い侮蔑の視線のばあさんと目が合った。
が
その視線をやり過ごして、起きて
座席に座り直したバカ者でした。
はい!それだけのことですが
お上りさんのばあさんは
東京駅まで退屈せずに済みました。
ありがとう!
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これから東北新幹線なすのに40分ばかり乗って
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小山駅で降りて、在来線のJR水戸線に乗り換えて
20分ほどの下館駅まで行きます。
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あいにくのお天気ですが、
歩くには丁度の曇り空です。
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駅前から続くメイン道路には
人影も少なく、東京での人混みに揉まれてきた
ばあさんは拍子抜けしてしまいましたよ。
このメインストリートを10分ほど歩くと
お目当ての板谷波山記念館はありますが
歩道の所々に
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青木繫 作 わだつみいろこ宮
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青木 繫 作 日本武尊
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青木 繫
こんな筑西市の「まちなか美術館」がありました。
セラミックアート(陶板)で出来ています。
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あら!ここは?
しもだて美術館です。
青木 繫の作品があるのかな?
帰りに寄ってみましたが、展示作品準備中で
休館していました。
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交差点の角地にありました。
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左側の受付の扉を開けると
女性がいて210円(安い!)の入場料を支払って
中に入りましたが、静かです。
誰もいないようです。
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板谷波山の生家です。
この前の方に小さな展示館がありました。
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入りましたが
エッこれだけ?
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波山は妻を買い物に行かせて
留守の間に失敗作を全て割ってしまったという。
だから、生活は決して豊だったとは言えず
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そんな中で
ここからはモニター画面から頂きました。
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数々の銘品を生み出していく。
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板谷波山 略歴
明治5年 真壁郡下館町(現、筑西市田町)に生まれる。
明治22年 東京美術学校、彫刻科に入学。
岡倉天心、高村光雲に学ぶ。
明治36年 東京田端に住居と工房を建てる。
故郷の筑波山からとって、波山と号す。
昭和5年 フランス大統領よりアカデミー勲章。
昭和28年 陶芸家として初の文化勲章受賞。
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パンフレットには
「静謐(せいひつ)にして高貴な作風と
独自の技法によって、近代陶芸作家の先駆者として
知られる板谷波山。
また、92年の人生を通じ、常におごらずつつましく
一筋の志を生き続けた板谷波山。」とあります。
私が板谷波山を知ったのは
NHKの何かの番組の途中から見知ったのですが、
やはりその作品が放つ気品に、心を奪われました。
いつかこの目で実際に見たいと思っていました
が
失敗しました。
ここは美術館ではなくて記念館。
作品は少なくても仕方ありません。
波山の作品を主に収蔵するのは
京都の泉谷博古館(せんおくはくこかん)や
茨城県筑西市の廣澤美術館です。
エッなに!同じ筑西市にあるんだー
早く気付いていればー
またしてもチョンボです。
新幹線に乗って、往復1万円ほどをかけて来たのにー
それではまた明日
今日も来てくださってありがとうございます。
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