猿回し図縁頭 田村忠之

猿回し図縁頭 銘 田村忠之(花押)
再び猿回し図を紹介する。
調教しているのであろうか、拙い歩みで綱を頼りに歩く子猿と、それに暖かい視線を投げかける親方の表情を見事に再現している。朧銀地を高彫にし、金銀赤銅素銅の色絵を巧みに使い分け、特に鏨の打ち込み痕を活かした彫刻に見どころがある。田村忠之に付いては詳らかではないが、技術の高い工とみられる。
《鐔Tsuba装剣小道具の世界》を更新しました
正月の行事に関わる題材です


猿回し図縁頭 銘 田村忠之(花押)
再び猿回し図を紹介する。
調教しているのであろうか、拙い歩みで綱を頼りに歩く子猿と、それに暖かい視線を投げかける親方の表情を見事に再現している。朧銀地を高彫にし、金銀赤銅素銅の色絵を巧みに使い分け、特に鏨の打ち込み痕を活かした彫刻に見どころがある。田村忠之に付いては詳らかではないが、技術の高い工とみられる。
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