日本東都市中年中行事図十二ヶ月揃小柄 塚田秀鏡作から


六月 祗園会
祗園会とは、清和天皇の時代に流行して世を不安に陥れた疫病の退散を願った祭として始まったもので、後に各地に広まり、神輿や山車というスタイルも各地に定着した。京都の祗園祭がこれで、現在は七月に行われている。この小柄に描かれているのは、江戸の祭において主役となる神輿。江戸の町らしい光景である。


六月 祗園会
祗園会とは、清和天皇の時代に流行して世を不安に陥れた疫病の退散を願った祭として始まったもので、後に各地に広まり、神輿や山車というスタイルも各地に定着した。京都の祗園祭がこれで、現在は七月に行われている。この小柄に描かれているのは、江戸の祭において主役となる神輿。江戸の町らしい光景である。