波図目貫 Menuki 2015-06-20 | 鍔の歴史 波図目貫 波図目貫 山銅地容彫金色絵に擦り剥がしが加わった作。目貫であることと、実際に柄に装着されていることから、汚れもあることから手擦れが起きたものであろう。波の崩れ落ちる様子に面白さが加わっている。
波に菱図鐔 古金工 Kokinko Tsuba 2015-06-20 | 鍔の歴史 波に菱図鐔 古金工 波に菱図鐔 古金工 桃山時代の製作であろう、豪壮華麗な作風だが、金無垢としては重過ぎるし、製作費も嵩むところから色絵とされたものであろう。ところが、結果として耳際などの金色絵が擦り減ることにより陰影が生まれ、文様が明瞭になった。耳の波が際立って見えるが、地の菱の葉が唐草状に連続している様子が不思議な動きと奥行感を生み出している。元来の彫刻や構成が上手であることに加え、使用による擦り減りが思いもよらぬ美観を生み出したということだ。